惡の華

  • 完結
  • 1~3巻無料(2026/07/14 0:00まで)

あらすじ

----------------------------『惡の華』実写ドラマ化記念スペシャル表紙閲覧期限:2026年7月末日まで(閲覧期限以降は、ドラマ化記念表紙はみられなくなりますのでご注意ください)----------------------------ボードレールを愛する、文学少年・春日高男(かすが・たかお)。ある日、彼は、放課後の教室に落ちていた大好きな佐伯奈々子(さえき・ななこ)の体操着を、思わず盗ってしまう。それを、嫌われ者の少女・仲村佐和(なかむら・さわ)に見られていたことが発覚!! バラされたくない春日に、彼女が求めた“契約”とは……!? 話題沸騰!! 奇才・押見修造が描く背徳的純愛ストーリー!

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ユーザーレビュー

  1. 評価:5.000 5.0

    歪んだ「スタンド・バイ・ミー」

    映画「スタンド・バイ・ミー」を観るといつも思う。
    そこにいる少年たちは、自分の少年時代とは絶対的に違うのに、そこにある何かは、絶対的に自分の少年時代のものだな、と。
    この漫画に対しても、同じことを感じた。

    私の、というか多くの読者の思春期は、さすがにここまで歪んではいなかったはずだ。
    にもかかわらず、この漫画にあるのは、私の歪みであり、あなたの歪みである。
    「黒歴史だよね」なんて飲み会で笑って話せるレベルではない思春期の記憶を持つあなたに、この漫画は、きっと刺さる。

    今さらどうにもならない、甘くて苦い記憶を、感傷を、行き場のなさを、顕微鏡並みの倍率で誇張して見せつけたような作品であって、だから私は、この漫画を無視できない。
    恐ろしく歪んだ「スタンド・バイ・ミー」のような名作。

    by roka
    • 22
  2. 評価:5.000 5.0

    傑作です。

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    間違いなく傑作。10代の思春期を描いた作品の中でも作品の完成度は群を抜いていると感じる。ヒリヒリとした言い様のない渇き、行き場のない苦しさ葛藤、誰にも話せない迷いや孤独等、心を深くえぐられる様な描写。仲村佐和を起点として主人公の春日高男を取り巻く世界がカオス化し、佐伯奈々子やすべてのものに感化伝染していく言い様のない不安感。
    前半は確かに読んでいて凄く重く苦しかったが、中盤から始まる物語こそこの漫画の傑作たる所以なんでしょう。
    主人公春日が常磐文と出会う事によりお互いがそれぞれを影響し共鳴媒介とし新たな物語を進んでいく。その一言では語れない成長途上の精神描写、表現、全てが秀逸。
    私も10代の頃ボードレールの悪の花を読んでいたのでより入り込んでしまいましたが、原典を知らずしても深く感動しえる作品だと思います。

    • 17
  3. 評価:4.000 4.0

    押見修造ワールド全開

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    序盤は普通、中盤は半端じゃなく面白い、終盤は…。結果的に、読んでよかった。思春期は皆狂ってる。厨二だっていいじゃない。

    by (^q^)
    • 27
  4. 評価:5.000 5.0

    NEW
    無料3巻読んで、、、

    ネタバレ レビューを表示する

    作品以上に作者のあとがき?説明文に興味を持ちました。
    思春期の始まりと終わり。
    今まで意識したことがなかったことに気が付いた。
    自分の思春期にここまでドロドロした、人間の奥底を見ようとした事もなかった。
    だって子供だし。学生だし。
    そこは卵の殻の中で、学生で無くなった時に殻の外に出て生き始めるのだと思っていた。今にして思えば。
    それはその通りで、自分で仕事をしてお金を稼いで初めて、呼吸している気がした。つまり、親に抑圧されていたんでしょうね。
    生と死なら、死の方が近くなっている(年齢的に)今、自分の現実を生きて来れたことに嬉しいと思う。
    卵の殻の内側に何があったのか、今世の私には興味がない。すごく色んなことを考えていた気がするけど、何の経験もない頭が考えることなんてたかが知れてる、とにかく生きなきゃ、現実を生きなきゃともがいていた記憶だけ。
    そう思うと、殻の中の種が一番望んでいたことが、芽吹いて花になって実になるのが人生なのかも。。

    作者さんがふと思いついて自転車で峠を目指す、あれ、私も高校の時にやりました。
    私が見たのはコンクリートのために削られた採石場だった。まだあるのかなあ。
    今なら車で15分だな、きっと。

    • 0
  5. 評価:5.000 5.0

    10代のリアルが激しく再現

    きっと今の10代は私の頃より生きにくいのかもしれないと日頃から感じている
    作者の年齢感覚は分からないけれど、これだけ魂の叫びを顕著に現せるのが不思議。
    多感な世代は表現力を持ち合わせていないゆえに、
    激しく激情的で、それでいてシンプル。黒か白。ありか無し。残念ながら私はそんなに激しい10代は送れなかったけれど。
    この作者さんの作品は読んでいる最中、まって。これフィクションだよな?と動揺するレベル。
    作者さんの体験談?取材とかなしで、もし作者さんの頭のなかだけで、この世界観が作れるのなら本当に漫画家さんて天才だと思える。それくらい秀逸な作品。突き抜け感が半端ない。
    いつも書いてるけど無料分しか読んでない人のレビューはあてにならないから書くなよ、です。

    血の轍の続き!楽しみに待ってます!

    • 3

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