三国志 4巻
- 巻 完結
あらすじ
少帝を廃し、陳留王・協を第14代皇帝とし、自ら相国の地位についた董卓は後漢王朝の独裁者となり、残虐非道の限りを尽す。洛陽を出奔した曹操は打倒董卓の檄文を各地に送る。ついに反董卓連合軍が結成され、シ水関で激突する。しかし、先鋒の孫堅軍に、劉備軍以外は誰も援軍を送ろうとはしなかった。連合軍は必ずしも一枚岩ではなかった。自分たちだけは傷つくまいとしていた。それぞれが思惑を秘め、虎視眈々と天下を窺っていたのだ。戦いは董卓軍が押され気味になり、撤退。ところが、都の洛陽ではなく、長安に向かった。その折、洛陽を焼き尽くし、住民たちにも長安への移住を強制する。長安への遷都だった。この董卓軍に追撃したのはただ一軍。曹操軍だった。
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