【ネタバレあり】おにいさまへ…のレビューと感想（2ページ目）

こんな高校生居ないよな、とか実はきょうだいだった！というパターンも不治の病、というのも昔の少女漫画には多かったな、と懐かしく読みました。池田先生の作品はどれも好きで、この作品もあの台詞この場面、とよく覚えていました。男の子との恋愛ではないけれど、王道の少女漫画ですね。

『ベルサイユのばら』しか知らなかった

他の過去の作品を読んで…吃驚した。
当時の少女漫画の特筆すべき点は瞳の星だとか思うけど、50年以上も昔の高校(私立とは言え)で､縦巻きロングヘアは赦されねーだろうよ？

昭和感が溢れんばかりに漂っていますが、不思議とストーリーに引き寄せられて、続きが気になりました。面白いと思います。

王道の少女漫画の設定

親の離婚再婚で義理の兄弟となると、なかなか気持ちは複雑。家族でもあり、一番近い他人でもある。知らずに知り合ったら恋人になるのかも。

ベルサイユのあとに

ベルばらにハマった後に読んだので、どうしても女だけどハンサムでモテモテ、というキャラが出てきたりして、その時代の流行みたいなものだったのかなぁと。（お姉様、とか）かなり前の漫画なので表現も古いですがそこがまた面白く感じます。今の時代ではしないような表現がたくさん（NG表現含め）で。ヒロイン設定もベタベタで、私はそこがとても楽しく、まさにときめきます。

池田理代子さんの漫画の美しさ！

おにいさまへ…というから、お兄様へ恋心を寄せる少女のお話なのかなと勝手に思い込んでいたけど、女学校に通うヒロインが学校の中で起こる様々な出来事をおにいさまへお手紙でしたためてる、という事なのですね。と、まぁ設定などはもう良いのです。この頃の筆の乗っている池田先生の細部までとても美しい絵、漫画を見れるだけで眼福。もうそれだけで十分です。なのに内容は更に濃いので、スゴイの一言です。

学生の頃に、友人から借りて読みました。女同士のこわーい一面もあり、面白かったです。唇を噛むと赤くきれいにみえるとあり、真似した事ありました。いつの時代も、キレイへの執着ほ凄いと。

主人公は好き

今、無料分途中まで読んでいます。タイトルのわりに、あまりおにいさまは出てきませんが、今からでしょうか。主人公が優しい女の子で、応援したくなります。

古風

なのに。イケズwな人のやる事は、いつまでも変わらないという。見本みたいな。学生が自主的にいろんな活動をしているのはすごい事。

女子高

格調高い女子高ではたからみると綺麗で美しくて煌びやかな見た目だけど、なかなかどろどろがあって、これからどうなることやら。