【ネタバレあり】黎明のアルカナのレビューと感想（21ページ目）

まぁ、よくある設定だなぁと思いながら読み始めました。ファンタジーは、あまり好きじゃないけど、この作品は意外にも読みやすいです。

ロキ派な私にとっては、ラストは衝撃の展開でした。
基本的には王家あるあるファンタジーですが、蔑まれる亜人と数で勝る人間との衝突、さらに異能を持つ者がいる。という独特の世界観の中で進んでいくので、いつもはらはら展開で最後まで飽きさせない感じです。先に「王の獣」の方から入ってしまったので、多少ネタバレ気味に読みましたが、面白かったです。

なんとなく読み続けたら最後まで読んでしまった！
ストーリーは予測ができない感じ。
最後はハッピーエンドなら尚良し。

異世界の物語。

好みの世界観が気になって読んでみた。思った通り当たりのファンタジー。
長く続く戦争と政略結婚で、国を存続させている二つの国。今回は敵国の第二王子に第一王女が嫁いだ。赤い髪の王女。従者は半獣ひとり。この世界の王族は国が違っても黒髪。それ以外の髪色は庶民。そして半獣は亜人と呼ばれる。
赤い髪の王女は、自国でも特異な存在で虐げられて育ち、人質として敵国に嫁がせられた。
亜人の従者が心に誓っているのは、主人である王女を守ることだけ。それだけが彼の存在意義。
赤い髪の王女には、本人も知らない能力があった。それがアルカナ。アルカナは過去や未来を見通す能力。力が発現しているとき、彼女の瞳は赤く変わる。そのことを、彼女はあるときまで知らなかった。
敵国の第二王子は、初め王女のことを物のように扱った。しかし、いつの間にか、彼女の潔さに心惹かれ、優しく接するようになっていく。王女もまた、そんな第二王子に惹かれていった。
そんな二人のあいだに、第三国の王子や隣国を支配しようとする思惑が絡み、二人の運命は翻弄されていく。そして、子供の頃から王女のためだけに生きてきた亜人の運命はどうなるのか。
悲しい結末なのか、幸せになれるのか、すごく気になる。
どうか、救いのあるエンディングでありますように。

面白かったです

最後のほうでナカバとロキが兄妹と知ってびっくりです。
ロキは相当いろいろナカバよりも我慢してきたんでしょうね。
両親が生きてさえいればまた違ったのでしょうが、最後にロキが死んでしまったのは残念で仕方がありません。

一気読みしました。

他の方も書かれていたと思いますが、ハッピーエンドなのにとても切なく涙が止まりませんでした。ロキバージョン読みたいです。

主人公の女の子が嫌いから好きになっていくところがドキドキして好きです。なかなか色んなライバル男子が出てくるとこも楽しい！

涙が出ました

すごく引き込まれる話で、一気に読みました。
絵もキレイ。ロキと結ばれて欲しいと思っていたけど、こんな展開になるとは思ってもいませんでした。
はぁ〜ロキには生きていて欲しかったと思ったり…
最終話は、かなり泣いてしまいました。

ドキドキする

蔑まれていたヒロインと傲慢な相手という王道の展開から始まり、互いが互いに惹かれあっていきます。サブキャラクターたちがストーリーに絡み、進行していき、最後はきれいに終わっていると思いますが、泣いてしまうかも知れません。

ロキ…

泣ける。ロキに泣けます。あーそうなんだよね、仕方ない、分かる。けどロキ〜。。でも納得させられる、しっかりした説得力あるストーリーです。登場人物もみんなそれぞれすごくいい。すごく面白かったし泣けた。