イバラ姫～眠れる美女、禁断の目覚め。～
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あらすじ
100年の長きの時にわたり眠り続けていた荊(いばら)の城の美しき姫だったが、通りかかった東の国の王子によってその身体を犯され、目覚めさせられた。そしてそのまま国へと連れ帰られるのだが、自分が眠りの呪いにとらわれた理由すらわからず、今の時代のことも何ひとつ知らないこともあって周囲からうとまれるようになり、また、姑にあたる美貌の王妃からも目の敵にされるようになってしまう。しかし、やがて王子の子供を授かり、これで晴れて自分の存在を皆に認めてもらうことができる…と喜んだのだが、それが女の子であったことから跡取りをもうけられなかったと非難され、そして王子からも突き放され冷たくあしらわれるようになってしまう。その時からだろうか?彼女の中で言いようのないドス黒く忌まわしき何者かがうごめき始め、すべてが想像を絶する衝撃の結末に向けて突き進んでゆくのだった…!?
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みんなのレビュー
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4.0
眠りの呪い
ヒロインを助けたはずの王子とその母である王妃が災厄のもととなったのであって、ヒロイン自体が悪いわけではない。美しくも哀しいお話。
by necoねこ-
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4.0
悲しいですね。
この作品の作者様は嫁姑など家庭のドロドロが多いんですが、物語のアレンジも出来るんですね。
夫の王子も姑の王妃もクソでした。by 千葉県在住地味OL-
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5.0
悲しく美しい話
まさに残酷なお伽話ですね。今までいばら姫のアレンジはいくつか読んだことがありますが、このアレンジはこの上なく切ないエンディングです。
しかも残酷。原作よりも姫の眠りの原因に説得力がある、とすら感じました。by 匿名希望-
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