チェーザレ
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あらすじ
「私の母は娼婦――そして父は怪物だ」15世紀のイタリア、ルネッサンス時代。現代政治学の祖・マキァヴェッリに「理想の君主」とまで謳われながら、歴史の闇に葬られた英雄チェザーレ・ボルジア。争いに向かおうとする不穏な時代に、全ヨーロッパ統一という野望を抱いた男の戦いの物語。本邦未訳『サチェルドーテ版チェーザレ・ボルジア伝』(イタリア語原書)を精査し惣領冬実が描く、華麗なるルネッサンス絵巻!
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みんなのレビュー
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奥深いです。
フィクションもだいぶ含まれているのでしょうが、実在した人物に焦点を当てているのでリアル感があります。
歴史、哲学、宗教、地理、美術などなど広範囲に渡って盛り込まれていて、登場人物も割と多いので難しく感じる部分もありましたが、ぐいぐい引き込まれてしまいました。
チェーザレが本当に美しく描かれていて(「日出ずる処の天使」の厩戸皇子位の衝撃がありました。わかる人にはわかると思います(笑))、すっかり魅入られてしまい、興味本位でウィキペディアを見てみたら、肖像画を見てがっくり⤵️by りんるんろん- 8
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5.0
素晴らしい!
惣領冬実ここにいたか。
ボーイフレンド以来の再会でした。
てっきり少女漫画家と思い込み、もう此方は大人になってしまったので、作品に共感することは二度とないだろうと思ってました。
とにかく素晴らしい世界観
漫画であって漫画でなくてでも…
頼むから亡くなる前に完成させて下さい!(失礼)
by ピース21- 11
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5.0
重厚で骨太なお話
絵もしっかりしてるし、歴史的背景も解りやすい、面白い作品です。主人公チェーザレボルジアは
実在の人物です。芸術家で世間知らずの彼が気に入り、派閥が違うのに助けたり、構ってくれます。が、この時代、簡単に人が死ぬので、デリケートな感性の方は読みにくいかも。しかし、チェーザレボルジアは私生児扱いなので、どんなに優れて優秀でも公の席では引け目があり、それが本人の悲劇でもあります。
マキャベリも出てきて、メディチ家の面々がドンドン出てくる凄いお話です。歴史のお勉強になるし、時代を動かそうとした有能な男性のお話として読むと読みやすいかも。けどチェーザレボルジアが最後にどうなったか知っている私としては、せめてお話の中では、見も心も満たされて幸せになる時間が多ければよいなあと思ってしまいました。
けど自分の能力を最大限に活用し、時代を動かして生きた証をたくさん残した人生には悔いはないでしょう。
素晴らしい人生だったと思います。
大変魅力的な作品で、骨太な歴史物コミックです。
オススメしたい。by ふたあらさん- 6
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5.0
息苦しいくらいはまってしまった
なんだろう、この凄い本物感…
初めの100話くらいまではどんな人でもモーレツにはまると思う…
登場人物達の魅力が半端ない
途中、かなり歴史のお勉強っぽいエピソードがあるので、単に楽しみたい人は飛ばしてもいいかも。
でも、世界史専攻だった私としては、受験前に読みたかったあ(涙)
源氏物語をあさきゆめみしに助けられたのと同じ感じかな?
まだ、途中だけど、凄まじく面白いし、めっちゃ勉強になります!
画力の素晴らしさについては、わたくしごときに口を挟むことなどおこがましい程です。
文句のつけようがない作品です。
この辺りの歴史、教科書要らないっ!by 真早- 5
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5.0
ついに終わってしまった、、、!!
続話入荷のお知らせに歓喜し、「完結」いうと文字を見た時、泣きそうになりました。
この作品を読み続けたいが為に登録し続けためちゃコミック。
待つ間に楽しませて貰った他作品は多々ありますが、チェーザレは別格中の別格!
歴史資料に基づき、美しい絵で描き起こされた芸術作品。
ひとコマひとコマ、ズームしては嬉しいため息をつき、ヨーロッパ史に想いを馳せる。。。
そんな幸せな時間を与えてくれた作品が完結してしまうのは非常に寂しいものです。正直に言えばチェーザレの最後まで拝読させて頂きたかった!
でも悲しい結末になるのも必須。。。ここで良かったのかもしれません。
想いがはやって、普段書いたことのないレビューを書いてしまいました。駄文で失礼しました。
ここまで魅せて下さった惣領冬実先生には感謝しかありません!ありがとうございました!!
惣領先生、スタッフの皆様、お疲れ様でした!
今後のご活躍も楽しみにしております。by 猫み- 3
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5.0