5.0
小説で読む以上に素晴らしい!!
高校生の時に、田辺聖子さんの小説で読みましたが、古い時代の小説家さんだから言葉の訳も堅く、表現力も古く、絵柄も少なく…自分の想像力と気合いで上中下巻を読み切りました!(涙)小説は古く色褪せたために捨てましたが、漫画はカラーで保存しておきたいです!!
今、又 こうして、漫画であさきゆめみしと出逢い一気に読破して素敵な平安絵巻に出会い、嬉しかった!個人的には、藤壺の上との悲恋、紫の君と明石の君との出会い、お姿の美しさ、恋愛模様や幸せな結婚生活、何よりも源氏の君の若い頃から晩年迄の素敵な姿にうっとり、自分もこの世界に居たかったなと思う位に、夢見させてもらってます!
小説では知らなかった、宇治十帖と呼ばれる、源氏亡き後の薫の青春時代の悲恋を初めて読みましたが、切なくて…涙無しでは、読めない!
あまた登場する源氏の恋人達や姫君、女房、宮殿や牛車、若い公達、子供から高齢者まで、皆さん誰もが、素晴らしく景色等もリアルに描かれていて、夜中に眠れず居る時に一人静かに、平安絵巻に入り込み読んでます!
中学生の時に一人読んでたクラスメイトが居ましたが、今になって彼女の感激ぶり解りました!私もコミックの原作が欲しいなと40歳過ぎて思うこの頃です!! 大和さんの表現力に脱帽です!! ありがとうございました。最後に光源氏と紫の上の愛は、歴史の流れを越えて、永遠だと思ってます! 生まれ変わっても二人が幸せでありますように♪
- 1