5.0
なつかしい
むかし、読んでいたことを思い出して懐かしくてふただび。ほんとに起こったらこわいよね、、ノブオみたいになってしまうのもわかる、、、
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むかし、読んでいたことを思い出して懐かしくてふただび。ほんとに起こったらこわいよね、、ノブオみたいになってしまうのもわかる、、、
ラストが、どうとか不満もよく耳にしたが、別にあれはあれでいいと思う。災害時の勉強にもなりそうだしストーリーもおもしろい。
この作品をきっかけに望月峰太郎を知りました。
全編通して圧迫された空間描写が気持ち悪さをよりかきたてますが、最後のシーンで希望を見て、救いがあるのだと作者の良心を確認しました。
起こりえる大災害、それによる人の深層心理、何もかも素晴らしい構成と表現力です。
修学旅行の帰り道、新幹線の中。トンネルに入った時に突然の衝撃。
生き残ったのは同級生3人。
閉ざされた空間、いつ救助が来るのかわからない。そんな極限状態で抜け出そうとするテル、アコ、そして狂っていくノブオ…
外の世界もまた、警察などが機能していない極限状態。
この作品は確か10年以上も前に発行されたものだけど、伊豆編で描かれている津波の描写は、3.11の震災を彷彿とさせる。
この世の終わりにテルとアコは希望を見出せられたのか、今でも読み解けない。
昔読んだ時は、富士山噴火ね~と、漠然と感じていました。今、度重なる災害に、ドラゴンヘッドが予言のようで、一層怖くなりました。ホラーじゃないのに、ノブオ登場シーンは鳥肌ものでした。災害対策にも、読む価値ありです。
主人公のテルとヒロインのアコちゃん。
まだ中学生ですが、とっても素敵です。
大人たちが狂って汚れていく中、恐怖と闘い受け入れていきます。
当時、大変人気のコミックで映画化されているようです。
終わり方も相当な物議を呼んだようで、もはや伝説となっているようですが、私は好きなんですよね…
無料が多くて嬉しいですが、その後の50ポイントは高いな~
なので☆ひとつマイナスです。