第四十二手 二人の鬼。(2)

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あらすじ

あの夜、何があったのか。私はなぜ将棋をするんだろう。幼い時に両親を殺害された衝撃で言葉を失った少女・紫音(しおん)が、女流棋士として真実に挑む! 名人・羽仁真(はに・まこと)の発案ではじまった大規模トーナメントに参加した3人の少女たち。白熱の勝負を繰り返し、ついに決勝に進んだ紫音を待ち受けるのは、羽仁だった! 話題の本格将棋サスペンス、物語はいよいよ核心へ!!

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