【ネタバレあり】なるたるのレビューと感想

最初の、ファンタジーな雰囲気はどこへやら、途中から陰惨な展開が続きます。読んでいて、辛く悲しくなります。もっとみんなが幸せになれる道はなかったのか、やりきれない気持ちになります。でも、心に残って忘れられないのです。正直、好きな作品とはいいたくないのだけど、決して忘れることができない作品だと思います。

途中から鬱展開が続くので評価が分かれる作品だと思います。ただ一度読めば忘れられないと思うので、そういう作品を求める人には合います。

一度読むべき

鬱漫画のパイオニア。
鬱展開と過激な表現が大丈夫なら、1度読むことをおすすめです。
ただ、最後だけが少し尻すぼみな感じもします。

最後まで読めた

絵は苦手だったので、最後まで読めるか不安でしたが、続きが気になり読み切りました。年齢が小中学生くらいの子が多くて内容はハードでしたが、イジメとか色々な問題が詰まっていて残酷だけど有り得る事なんだろうなと考えさせられました。子どもの頃、アスファルトを工事してる風景とか見ると、自分が地球だったらヤケドだろうなぁとか皮膚呼吸出来なくなりそうとか、身体中あちこち穴だらけとか思ったことあったなぁと思い出しました。(笑)

面白い

ただのファンタジーではありません。
終盤は重いです。
ですがこの作者さんが好きならこの世界観も好きだも思います。

好きだよ！好きだけど！読み返すには気力がいる。重いし、深い。確実に言えることは明るいだけの中身軽い話が読みたいなら、この作品は絶対読まない方が良い。でも頭までどっぷり浸かるくらい深い話が読みたいなら、オススメ。
のりりんだけは助けてあげて欲しかった、、、