ES
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あらすじ
彼は他人の心に入り込み、少しだけ他人の記憶を改竄(かいざん)する。しかし“ES”に悪意はない。ただ、心という不可視な世界で混乱と調和を弄ぶ。これは、“ES”としか呼ばれなかった青年・秋葉亮介(あきばりょうすけ)と、東鵬医大の研究員・九條未祢(くじょうみね)の物語――。 「……じゃあ、あなたは何なの? 何のために生まれてきてこの世に存在するのか―― 自分のことを明確に答えられますか?」
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ユーザーレビュー
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全巻購入しました!
モーニング連載中からどハマリして、
コミックス全巻購入しました。
イザクの幼さ故の残虐性に振り回される「命」と「愛」
九条さんの優しさ故にターゲットになってしまう人々。
そして、秋葉君の九条さんへの愛。
命とは何か、愛とは何か、
秋葉のおばあちゃんも、
おじいさんと秋葉君を本当に愛していたのでと感慨深いです。
そしてラストで「命」と「愛」が継がれていきます。
本当に名作中の名作です。by みんと味- 2
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5.0
未来はこわいなぁ
特別な力を持って生まれた?誕生させられた男。
その男のクローンとして、誕生させられた男は、生まれる前から実験台として利用される予定だった。
彼らはタッグを組んで、研究所を破壊する。
彼らは恐るべき回復力と他人を誘導する力を持っている。
クローンとして生まれた男は、自分の死が近づくにつれ、世界をめちゃくちゃにしようとする。
オリジナルの男が、それに向かって戦うストーリー。
目が離せないby 匿名希望- 1
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5.0
息をもつかせぬ展開
以前読んだ時から相当経っていたので新鮮に楽しく読めました。
キレイな絵で読みやすく、意識世界の描写は圧巻。スピード感ある展開で、長めのストーリーですが、一気に読んでしまいました。
超能力者同士の戦いと言ってしまえばそれまでですが、人間が扱いきれない異能の者を人間が作り出したというところにヒューマンSF不変の「人間とは」というテーマがあると思います。
ただ、ラスト付近の主人公のトラウマについては、一応ヒトである敵を倒すために必要な理由付けだったのかもしれませんが、それまでそんなトラウマに関する描写は一切なかったのでかなり取って付けたように感じました。
人間を自らの手であやめるのを躊躇するのに理由付けなんて不要なのでは?と思います。
いろいろ書きましたが、とても面白いダークSF。多少グロい描写はありますが、同系統の男性作家のものに比べると、エログロくないのもオススメです。by ゆきぷりん- 1
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5.0
惣領先生の作品の中で、ダントツで大好きです!!
映画化の話が上がったときに、惣領先生の意向と合わずに白紙になったと知り、本当に嬉しかったです。なんでもかんでも実写化するのやめてほしいです。
薬物実験用に作られた被験体、シュロ。その完璧な性能を惜しんだ人間がクローンを作り、人工子/宮の中で自分の運命を知ったイザクが世に出て暴れる、と言うざっくりと説明するとこんな感じのストーリーです。
ストーリーも素晴らしく、絵も綺麗で読みごたえはありますが、他のかたも少し触れていますがラストが納得いかないと言うか、何だかどうも納得がいかないと言うか…(2回言う)
これ読みながら毎回「自分にも同じ力があったらなあ」なんて思ってしまいます。
死体や血の飛ぶ描写が結構あるので、苦手な方はお気をつけください。
この作品は大好きですが、読み終わるとしばらく鬱状態になってしまいます。それでもおすすめしたいです!ハードだけど、読んでください!by 匿名希望- 1
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3.0
面白かったけど、
後半と終わりかたが…
駆け足感があり、サクッと終わりすぎてちょっとあっけなかった。中盤がすごく読みごたえがあっただけに。
遺伝子操作で生まれた二人の人間、シュロとイザクの生きざまと 二人の戦いのお話。
それを取り巻く世間、人々、 犠牲者…
命とは。脳と精神、心とは。感情とは。
問いかける作品だと思いました。
あまり救いはないです。
読み初めからハッピーエンドは無いと予想はしていたもの、えー!その終わりかた?!感ハンパなしで星3つ。
ほんとに、終盤んまでは面白かったのにーby 匿名希望- 2
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5.0