BLACK BIRD 14巻
- 巻 完結
あらすじ
実沙緒は100年に1度生まれる「仙果の娘」。その血肉は妖に不老不死を与え、花嫁に迎えれば一族に繁栄をもたらすという。実沙緒を愛し、守ろうとする天狗の長、匡(きょう)とついに結ばれ、匡は至上の力を得る。匡は無敵の存在となり、他の一族はなりを潜めたかに思えた。が、かつて謀反を起こし行方不明となっていた匡の兄・祥が、再び天狗の郷に姿を現す。祥は匡に匹敵するほどの力を得ており、他の一族や郷の者を手なずけ、妖の世界を乱世状態へと巻き込んでいく。幼い頃、匡と実沙緒が恋に落ちなければ、匡は兄・祥を押しのけて当主の座を望むこともなく、実沙緒は祥の嫁になるはずだった。そして祥が秘めた想いのたけを実沙緒にぶちまけ、実沙緒は手負いの祥を救うため自らの血を与えてしまう。遂に、祥と匡、実の兄弟が実沙緒めぐって生死をかけた戦いを・・・!?骨肉の争いに決着が!そして新章の最終章もスタート!!
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