【ネタバレあり】ヒメゴト～十九歳の制服～のレビューと感想（32ページ目）

懐かしい

以前レンタルコミックで読んでました。
ボーイッシュな主人公がどんどん可愛くなって行くさまが見てて微笑ましかったけど
主人公たち近づく黒髪のあの子のヤバさがどんどん露骨に出て行くのでハラハラしたのを思い出しました。

色んな気持ちを抱えて

体は大人になってくのに対してそれと同時に価値が無くなっていく、制服を着て子供に成りすましてバレなければ自分にはまだ価値がある。そんな表現に何か感じるものがあり切なくなりました。3人みんなお互いに惹かれるものがあったからこそ引き合わせられたんでしょうね。素敵な作品でした。

なんとなく無料配信されていたので読んでみたのがきっかけです。特に好きな画でもないのですがなぜか読んでみようと。。。
あっという間に最後まで購入して読んでしまいました。思春期の複雑な心が繊細に描かれていてお話もすんなり入ってきました。

読みだすと止まらない感じです。ただ、重いというか、思春期特有のなんとも言えないかんじがあります。なので、あー面白かった！！とエンターテイメントとして楽しく読む漫画ではないです。深かったり、なんだかずっしりきます。最後まで一気に読んで、わたしは、削除しちゃいました。また、読むと疲れそうで。

賛否は分かれるかもしれないけど

最初から最後まで面白かったです。
それぞれのキャラがみんな濃くて、それぞれのストーリーがあるのが良かった。
若い男女の青春と性への戸惑いがリアルに描かれてるのが印象的。
中盤でわりとはっきりしない、ズルズルとしたストーリー展開も、10代の葛藤として見ればとても面白い。
最後は由樹もカイトも幸せになれて良かったし、みかこにとっても良い方向にいったけど、やっぱり苦労してきたみかこもにも最後に幸せになって欲しい展開を見たい方がいるかもしれないので賛否が分かれそうです。

リアルさがいい

それぞれ抱えた闇と、進むにつれて話がどんどん交差していっておもしろい。まさかしょうちゃんがみかこと付き合ってることをカイトに話しちゃってこじれるとは思わなかった！どうやって解いていくのか楽しみでしかない。

途中から目が離せなくなる

キャラクターが千差万別で、展開もドキドキする。ほんとこれ、結末がどうなるの⁉️て思いながらどんどん読んでいける作品です。男の子みたいな外見だけど、女の子の内面があって、それを出せない苦しさが自分もちょっと分かるなーって思いました。

3人のヒメゴト。
男子のように暮らしてきたけれど、本当は普通の女子のようになりたい女の子。
清楚なふりをしているけれど、実は体を売っている女の子。
イケメンでモテモテだけど、女装が趣味な男の子。
3人の今後はどうなっていくんでしょうか。

面白かった

ユキ、ミカコ、カイト。
それぞれの抱える問題や、それらが絡み合って複雑化していく三つ巴の関係が面白いです。
一番闇が深いのは間違いなくミカコだと思うけど、最終的に精神的な面で救われて良かった。19歳だった彼らの物語が成人式で結ぶラストも好きです。

おもしろかった

最後ユキとカイトがくっついてよかった！
未果子の執念というか、思い込み？が度を超えてて怖かった。ユキは未果子にとってお母さんの代わりだったから、ただ好きで一緒に痛くて、やましいことはしたくなかったんだな。結局、未果子もカイトも19歳過ぎても女装もロリも辞めなかった。年齢なんてそんなもんかもしれない。