【ネタバレあり】ヒメゴト～十九歳の制服～のレビューと感想（15ページ目）

重くて辛かったけど、止まらない

ちょっとテーマが重すぎて、読後頭が切り替わらない。ストップするタイミングもないので、一気に読み進めてしまうのも、疲れる。ラストが良いので、何回か読むと、ちょうど良く楽しめる。

女装が趣味の男の子に、ずっと15歳だといって年上の男性複数と関係を続ける19歳だったかな⁉️私には刺激が強くて(^_^;)

複雑な思春期の物語。１０代から20代になる時って色々悩むんだよなあ。まあ最後はユキとかいとがうまくいってよかったけど、かいと、ユキのことずっと好きだったわりには彼女とHしまくりであまり好きになれなかった。

巧みな心理描写に引き込まれる作品

女の子に戻りたいのに男っぽい振る舞いを続ける由樹、女の子へ強く憧れ女装する佳人、少女であること、男を騙すことに価値を見出し体を売る未果子。佳人と未果子（特に後者）の歪みっぷりが凄い。幼少期の性的搾取って恐ろしい…。3人が、自分だけの秘密、2人だけの秘密をそれぞれ抱え、また嘘と誤解を重ねて、互いへの気持ちを誤魔化しているところがもどかしい。最後はハッピーエンドなのかな。由樹を男であることに縛り付け強カン未遂とサツ人未遂した祥までハッピーなのはちょっと納得いかない気もするが。19歳の3人の揺れ動く心情が巧みに表現されていて、引き込まれる作品でした。

複雑。

ただの三角関係ではない。
汚れているのに綺麗な永遠の美少女。
ガサツにみえて、1番繊細で無垢で純粋な少年のような少女。
イケメンで自信満々なのに、脆く儚い少年。
皆がみんな、自分を守って壁をつくる。なのに、それぞれ壊そうと必死？
うまく言えないけど、複雑な関係の3人。3人ともがもどかしくて、イライラする時もあるけど幸せになって欲しいって思って最後まで何ヶ月かかけて読み続けてしまいました(笑)

今の時を正直に生きてる大学生

生き方に若い時は良いとか悪いとかで分けるのではなく正直に生きる事がある意味その時もその後も輝かせてる気がしたお話。絵も雑なのに一人一人の区別がついて不思議な感じがします。悪いと思わせたり、そうさせてるのが分別が付く大人達だけ。このお話に出てくる学生達はそれぞれの価値観を最後に認め合っていてとても素敵な関係で読後はそれまでのドロドロ感を払拭する様ないい内容。読んで良かった作品。

身に覚えあります

たまたま行きたい学部が遠方にしかなかったので選んだ大学だったけれど、私も誰も知っている人がいないところで、今までの自分をリセットしたいと思いました。
主人公の気持ち、少しわかります。

3人のバランス

3人の何とも言えない絶妙なバランスと、未成年ならではの危うさ。
読み進めるととてもハラハラします。
途中苦しいことがたくさんありますが、最後は強くたくましく成長した姿を見れてホッとする作品です。

興味深い。

以前登録していた時に一気に読みました。それほどにハマってしまったくらいです。3人の関係、抱えて来た過去。悩み…苦しみ。末長く幸せになって欲しいです。

大学生の様々な気持ちがとても丁寧に書かれています。
男で女で子どもで大人など、人それぞれ色々悩みがあり、早く続きが読みたくてハマりました！