【ネタバレあり】ヒメゴト～十九歳の制服～のレビューと感想（107ページ目）

引き込まれる

とても好きな作品です。長めですが、地道に少しずつ購入しています。
エッチなシーン多めですが、人物の心情に沿っているのでストーリーの邪魔にはなりません。
実果子が嫌いな人多そうですが、とにかく可哀想で切なくて、救われてほしいと願います。

人は心に闇を抱えているとよく言われますが、登場人物達のもその例に漏れません。
また、だからこそ生まれる思い込みに突き動かされ、どんどん泥沼に嵌まってしまいます。
しかし、最後はそれぞれに最低限の救いがあり、ほっとするとともに、すっきりした読後感でした。

よかった

途中、読むのが苦しくなりましたが、ラストがとてもよかったです。
あんなにもつれた関係を、よく全員納得できるようなラストへ持っていけたなと思いました。
未果子が抱える闇は深すぎて、考えると苦しくなるけど、そんな彼女の今後の生き方も、彼女らしくていいなと思いました。
祥もまともになってよかった。
一人一人に感情移入していたので、みんながスッキリ自分らしい生き方を見つけたラストがとてもよかったです。由樹も、よかった。
初めてレビューを書きたくなった作品でした。素敵なラストをありがとうございました。

裏切られる爽やかさ

こんなにも作中はドロドロとした人間の欲や未熟さ故の感情が描かれ続けていたのに、最後まで読みきった今、残るのは嘘のような爽やかな読後感。
良い意味で裏切られました。

何というか…

誰しも何かしらの歪みを抱えていて｡
深層心理で受け入れてほしい､認めてほしいって思ってるものなのかも｡
だからこんなにこの作品に惹かれる｡
由樹も未果子もカイトも最後はどこかスッキリしてるのが良かった｡
祥も踏ん切りついたみたいだし､上手く関係を消化してる感じ｡良い作品でした！

全部読み切った時の爽快感！

みんなそれぞれにストーリーがあって、なにかに怯えたり、必死に守ろうとしたりするんだよねって、人間の一番醜くて恥ずかしいところを本当に上手に表した漫画だと思う！

読み出したらもう最後まで止まらない！
でも最後まで読んだらすごい達成感と爽快感！！

カイトもユキも未果子と一線を越えず、2人が結ばれて本当によかった！！
未果子も自分をさらけ出せて、道を踏み外さなくて本当によかったーーー！！

初めて

読み進めていったら続きがどんどん気になって、課金して一気に最後まで読んでしまいました（笑）
こんなにハマったのは初めてです！
由樹とカイトが両思いになった後のその後が見てみたいです♪

心理描写が上手い

広告が気になって読んでみました。制服を着続ける19歳ってそんなに斬新なネタに思えないけど、読んでみると心理描写が上手くて引き込まれる感じがありました。

絵が好きなので、読みやすかったです。
途中、ドロドロし始めた時は読むのが辛かったですが、最後は思わず笑顔になれました。モヤモヤせずに終われて嬉しかったです。

読みはじめたら止められない

３人の主人公の気持ちが上手く描かれ、それぞれの思惑が絡み合い、交差しあって、一度読みはじめたら先が気になって止められない、そんな面白さのある作品でした。
読み進めれば読み進めるほど、歪んでいく３人が気になり、ハマります。
こんなに先が気になって仕方がなかったお話は久々です。
思わず課金して読んでしまいました。

そして、最後はそれぞれが納得した、それぞれのハッピーエンドで良かったです。