5.0
一番好きな作品です。とても切ないけどステキな作品ですよ。映画も最高です。迷っている方はぜひぜひご一読ください。
- 0
一番好きな作品です。とても切ないけどステキな作品ですよ。映画も最高です。迷っている方はぜひぜひご一読ください。
内容自体より雰囲気やモノローグにやられる…。
若かった頃の景色や気持ちを思い出して切なくなる作品です。
この作者さんの同じ題名の漫画も
1話を拝見して、先が気になって…
この漫画もとても先が気になる。
単行本で揃えても良いかな?ってくらい
絵が好みで、揃えてしまいそうな(^o^;)
絶対購入しよう。
自由な若さがあると思う漫画です。
ゆるーい感じで読んでると…えって言う展開があります!
実写の映画を先に見たのですが、忠実に実写化してくれたんだな、と感激。漫画でも、芽衣子、種田の声が聞こえてきそうな感じがしてドキドキしました。
大人になる事が嫌なのかな
大人も悪くないと思うけど
まだ自分は違うって思ってたいのかな
まだあっち側には行きたくない的な?
わからんでもないけど逃げられないよ
失恋の後、思いっきり泣きたい時にお勧めします。バンドの話であり音楽も素晴らしいので映画版もぜひ。漫画の新装版も公開して欲しいです。
大人になることをそんなに悲しいことと捉えないでほしい。大人になった今、この作品に対し切にそう思いますが、大学生ならではのノリや趣味、交友関係、恋愛などはそのときしかできないたいへん貴重なモノ。それをハッキリと思い知らせてくれる温かい作品だと思います。生きることと死ぬこと。テーマはすごく重いですか、最終主人公が前向きになってくれるのが救いです。
浅野いにおという作者は、若者の漠然とした不安感みたいなものを描くのがとても上手い。
その不安感が、時代を反映したものなのか、若者に普遍的なものなのか、個人の問題なのかは、わからない。
でも、彼らの気持ちは、すごくわかる。
たとえば、ゆるい幸せがだらっと続くこと、それで満ち足りている気がするんだけど、これでいいんだ、って気もするんだけど、心のどこかでは「本当にこれでいいのかな」って迷いが、「自由」とかいう不確かな魔物の囁きが消えなくて、何かになれる気もして、何にもなれない気もして、何にもなりたくない気もして、だいたい、このゆるい幸せだって、いつ消えるともしれなくて、いつか不意にソラニンみたいな悪い芽が出て、さよならが来るかもしれないじゃん。
そういう不安感は、彼らのものでもあり、私のものでもあった。
かつては、という話だ。
私はいつの頃からか、自然にその場所を抜け出し、ゆるい幸せを守るために生きることを迷わなくなった。
けれど、かつての思いの名残りみたいなものは、今でも私の中で、ライブハウスの残響のように微かに鳴っていて、それをこの漫画にどうしようもないくらいに揺さぶられた。
読んだときも、ちょっと泣いた。
が、翌日、仕事に向かう車の中で、アジアンカンフージェネレーションの「ソラニン」を聴きながらこの漫画のことを思い出して、涙が止まらなかった。
そんな漫画って、ちょっと凄いな、と思った。
自分の将来への悩みや不安、きっと誰でも経験のある痛みに共感すると思います。まだ幼かった頃の自分を思い出し、どこか懐かしく、心あたたまる作品。涙なしでは読めません。