4.0
イキガミって生きるのではなかった
生きるための神かとおもいきや逝くと予告された紙とは・・・。
残された時間を自分の人生を台無しにしたやつらへの復讐に費やそうと思ったのに、
途中から虚しさに気づいて同じように虐められている中学生に「今立ち上がれ!!!」って
助言して、彼が有機をもってたちあがったことがとてもとてもよかった。
- 0
生きるための神かとおもいきや逝くと予告された紙とは・・・。
残された時間を自分の人生を台無しにしたやつらへの復讐に費やそうと思ったのに、
途中から虚しさに気づいて同じように虐められている中学生に「今立ち上がれ!!!」って
助言して、彼が有機をもってたちあがったことがとてもとてもよかった。
連載時にリアルタイムで読んでましたが記憶補正のために購入。青年誌では割と好きな部類です。はじめは1000人に1人とか確率多すぎやろとか思いましたが、読むと泣ける話とか多々あります。人間、あと数日の命と分かったら残りの時間で何を成すか…自分だったらと思いを馳せてしまいます。
国の政策で、無作為に選ばれた若者が死の時限爆弾を埋め込まれており、爆発する24時間前に予告通知が来ると言うお話。その通知を配達・死の確認をする主人公の目線で描かれています。どの話もよく練られていますが、重病の妹と、たった一人の肉親の兄の話は本当に泣けます。
多分みんな、明日世界が終わったら何をする??
そんなこと話したことあると思う。
本当に残された時間が1日だけ。
そのなかで自分が生きた痕跡を残す人達。
それを告げなければいけない苦しさ。
描写がリアルで、読むと今がんばってることを明日世界が終わるかも知れない。と思ってがんばれる!
映画が素晴らしかったので原作を購入。映画で見たエピソードもしっかり入っておりました。本作の当時の日本はいわゆる「競争社会」「自己責任論」が今以上に優勢だったころ。「多数の幸せのために少数の犠牲が必要」そういう論調へのアンチテーゼ。
ずっとイジメられて引きこもりになって
やっと仕事が出来たのに
イキガミが届いて・・イジメた方は忘れて
仕事はマジメにしてるけど・・
少しの仕返しくらいはokじゃ無いと
実際刑務所に入って出たら 空き巣・強トウ等を繰り返して
前科8犯??(だった様な) 90歳前に出て来てた
イキガミは犯罪者に届かないと・・
人の未来を、決めずに、失敗を、恐れない強いメンタルに、なる薬なら、投薬して、欲しいけど、無作為に、死ぬのは、かなり厳しいかな?人は、生まれてから、死ぬまで人の管理下ジャイややないかな?告げに行くのも、含めフィクションで良かった!
もしもこんな制度があったら?
24時間後に死ぬことが知らされて
もうすぐ死ぬと分かったら、人はどんな行動に出るか?
これまでの恨みを晴らすのか
大切な人に会いにいくのか
自暴自棄になるのか
自分はどうするのか、深く考えさせられる作品です
まだ読み始めたばかりですが、ストーリーに引き込まれてどんどん読み進めたくなっています。 何も変わらない毎日が続いていくと思いがちですが、こんなふうにある日突然明確な日付と時間が書かれた死の宣告書が届いたら私ならどんな行動をするのだろう…
昔好きで姉が単行本を買っていました。こういう考えさせられる作品は大好き。
制度はありえないけどありえそうと思わせるような漫画の完成度すごい。でも私だったら国家叛逆だな。
最後まで読んでないけどそのうち読みます。