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篠原先生の作品は大まかな外れはありません。この作品もそのおひとつ。ただ、天は赤い河のほとりの印象がありすぎて、☆4
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篠原先生の作品は大まかな外れはありません。この作品もそのおひとつ。ただ、天は赤い河のほとりの印象がありすぎて、☆4
こんな、希望に沿ったプランをたててくれる特別なホテルがあったら。自分も行きたいなーと考えてしまいます。
設定が面白く引き込まれる演出。
とある回は、母と子の愛を描いていて、
初めて篠原千絵さんの作品で涙しました。
行ってみたいようななんて言うか…。
心の迷路…それは誰もが持っているような??
本当にあるなら一回はいってみたいかな!
篠原先生が好きでこの話も読みました。ホテルに迷い込んだ主人公が生きているとは限らない。短編なので読みやすいです。
恋愛のドロドロから死の淵に追いやられた人々が行き着くホテル。
絵は少し古い感じがしますが、さすが巨匠の作品です。
ホラーぽいなと思い読んでみたら、そうでもなくストーリーがおもしろいです。まだ途中ですが、もう少し読んだらホテルの方たちの裏側も見れるのかも。
20年近く前になるのかな?リアルタイムで読んでいましたが、すっかり内容を忘れていたので、新鮮な気持ちで読み返す事ができました。何年経ってもこの作者さんの漫画は面白い!すぐ引き込まれました!終わり方が物足りなかった記憶がありますが、一話一話が秀逸なので、また読み進めようと思います。
このホテルで悩める人の問題が解決する。そんな理想的なホテルは自分では探せない、向こうから現れる。なんて幻想的な話。そして篠原先生は数々の作品を出して今も私を魅了しています。ここで見られるのはとても嬉しいです。
この漫画の中で、最初の話が1番好きでした。主人公が前を向いて歩けるようになる、そんな終わり方だったので。
でも次の話、放たれた扉、は、可哀想な話でした。
主人公は、実は既に殺されていた…好きな男性が二人いて、どちらにするか中々決められなくて、ようやく決めて会いに行く途中で、決めた相手に刺し殺された、っていう悲劇。
主人公が、どっちか早くに決められなかった私が悪かったの、みたいなことを最後に言ってましたが、こういうのって、結局は、それが彼女の寿命だった、それだけな気がします。
現実に、こういう話あると思うけど、死なない人は死なないので。