みんなのレビューと感想「闇金ウシジマくん」（ネタバレ非表示）（22ページ目）

人間の

闇を見るような、読んでいると恐ろしくなります。でも実はきっかけさえあれば誰にでも起こりうる世界なのかもしれないと思います

自分はこの作品TVドラマから入ったけど、漫画で読むとまた雰囲気違っていいですね。個人的にはドラマの方が好きかな。

実際のお話のようで。

作者さんが実際に経験した闇金業者時代のようです。
闇金からかねを借りる人々は、
一見行き当たりばったりでどうしようもないイメージがありますが、
みな、本人なりの事情があり、
感情移入させられます。
生きるということは簡単ではないことを教えてくれます。

社会の闇に焦点を当てた作品です。
主人公が悪ですが、それにたかる人達も清々しいほどのクズです。普通に生きていると明るくキレイなものを見ますが、こんな世界もすぐ近くにあるんだと思わせる作品です。

映画化され、それから読み始めました。怖い物みたさで、ついハマってしまいました。ウシジマさんはどんな子供時代だったんだろう？？！気になる！

ちょっと字が読みづらいが面白い

結構細かい字が多いのでスマホだと若干読みにくい気がします。
ただ内容は最高に面白く、普段は知ることのできない闇金の裏の世界がコミカルに描かれていて飽きないです。

牛島君の冷酷さが半端ないです。ドラマの山田孝之が超ハマり役です。闇金だけは手を出すまいと心に誓いました。

やっぱり借金は恐い。

マンガの世界なんだけど、死んだ借金は絶対にしちゃいけないと、再度認識出きるマンガですね。
労働によって得られた金銭の範囲で生活をする事を忘れたら、やっぱりアウトになるんですね。

若い女くん必見

借金や貸金業を悪と断罪するのではなく、借金沼に堕ちていく人々の問題をしっかりみなさいよ、こんな人間にならないように頑張りましょう、という、教材にしても良い程の良書です。

ウシジマくんの冷徹な言動は万人に向けたものではなく、「元々ダメな人間、もしくは戻って来れない人間」にのみ、最後の最後にしゃぶりつくして棄てる最終処理をしているのだなあという点が最も恐ろしく、

「こうなっては人間おしまいだ…」と借金沼に沈み二度と浮かび上がれない登場人物の末路に軽蔑し嫌悪するわたくし自身も、いつかウシジマくんに「こいつは戻って来れない人間」と烙印を捺される可能性がゼロではないことも忘れてはいけないと、背筋を凍らせた作品でした。

自分を大切にして欲しいと願う存在、特に「若い女くん」は女性に御一読頂きたいです。

身の丈に合った思考・暮らしを、果たして自身は営めているか。

しなくてはならないことを放棄し、思考を止め、楽で安易なものへと流れ堕ちていないか。
そうやって底辺へ堕ちていった登場人物と己を重ね照らし合わせ、自問自答を繰り返しながら読み進めております。

トラウマになってしまいそうな凄まじい内容、かつ、普通の暮らしを営めている女性にとってケーススタディにはなりにくいほど極端に愚かな登場人物ではあるものの、人が堕ちていく契機や過程は多くの人が思うよりもこの様に極めて容易く、「普通の暮らし」のすぐ隣に待ちかまえているものなのでは。

面白い

闇金のリアル⁈をしれて面白い。よく人間観察してる作家さんだと思います、画力がもう少しあればいいなぁ〜(特に女の人)と思いますが。