デス・バレーのはげ鷹(2)
あらすじ
▼第1話/止めどない悲しみ▼第2話/大徳相談役の葬儀▼第3話/車の墓場にて▼第4話/平がヒラヒラ▼第5話/真夏の故障車▼第6話/イタリア製の肩たたき▼第7話/クルマーニの来日理由▼第8話/壊れた“福“▼第9話/デス・バレーのはげ鷹▼第10話/明日香との再会▼第11話/明日香への説得 ●登場人物/平並次郎(大徳自動車の取締役。子会社の社長から本社の取締役に抜てきされる。フリークライミングが趣味)、宮沢多美(並次郎の美人秘書)、荒井注助(大徳自動車の会長)、早乙女辰彦(大徳自動車の社長) ●あらすじ/ある日、入院中の相談役がついに亡くなってしまう。病院に駆け付けた並次郎は、他の役員から「こんなときにも目が笑っている」と責められて追い出される。秘書の宮沢にも「冷たい人」と言われる並次郎だったが、彼は相談役を心底慕っていたのだった。一人になったとき、初めて並次郎の目から涙が止めどもなく流れ落ちる(第1話)。▼相談役の葬儀に長男の修一郎とその娘の明日香がやってくる。葬儀の合間をぬって読み上げられた相談役の遺言書には、明日香を取締役の一人に加えて欲しいという内容が記されていた。ところが、それを聞いていた明日香が突然けたたましく笑い始める。彼女は、その後も奇妙な行動をとり続けるが……(第2話)。 ●本巻の特徴/この第2巻では、並次郎が慕っていた相談役が亡くなる。出世欲のない並次郎だが、相談役の孫の明日香が無事取締役として独り立ちできるまで、なんとしてでも取締役の椅子から降りるわけにはいかないと決心する。 ●その他の登場キャラクター/相談役の長男で画家・大徳修一郎(第2、3話)、修一郎の娘・大徳明日香(第2~4、10話)、世界的カーデザイナー・ジョルジオ・クルマーニ(第6~10話)
独自の仕組みで巻と一致させているため、該当する巻が異なる場合があります。 単行本化されていなくても巻として表示している場合があります。
入荷お知らせ設定
?機能について入荷お知らせをONにした作品の続話/作家の新着入荷をお知らせする便利な機能です。ご利用にはログインが必要です。