【ネタバレあり】ラヴァーズ・キスのレビューと感想

つづく

随分前に読みました。まさか海街ｄｉａｒｙや詩歌川百景へつながる壮大な話へつながるとは想像できませんでした。今でも大切な物語の一つです。

最近の漫画と違うところは空気感が伝わって来るところですね。心の動きと風景が合わさる空気感です。共感しやすく、やはり良いなあと思います。

関係性の妙

お姉ちゃんが大嫌いな妹がお姉さんの友達に対して…など、読みながら相関図でヒエーっとなりました。
切なくもしっとり素敵です。

甘酸っぱい

好きとか嫌いとか恋に落ちる感じとか恋が覚める感じとか心の些細な機微が綺麗に描かれてて、読むというより体感させられてしまう。
自分の忘れてた感情を掘り起こされてしまうので読んでて涙が出てる時もある。

最高です

bananafishの頃からのファンです。海街ダイアリー読んでからこの作品を読むとガツンとやられました。そんな理由があったんだ、心が病まないように小笠原へ行って正解。逃げることも大事です。

藤井くん

海街diaryにも出てきた、藤井くんのお話し。この作品の前までの吉田秋生さんには珍しくアクションやＳＦ要素がない、でも読ませるところは流石です。

切なくて深いです

独身の頃、2冊揃えてました。色々事情を抱える高校生のオムニバスだけど繋がってる切ないお話し。藤井くんは海街にも出てましたね。キラキラしてるけど切ないひとときのお話って感じでしょうか?読み返しても面白いです。個人的にはこの作品が一番好きかも。

懐かしい

大人になって読むとまた違った思いで、涙が出ました。
それぞれの思い、恋模様が切ない。
また、朋章の抱えている苦しみは逃げることでしか回避が難しく、、

なんとも切ない

出てくる人みんなが、相手を思いやっていて、優しくて、だからこそ切ない。みんなが幸せになれる方法があればいいのに。

海街diaryに繋がる話

舞台も登場人物も海街diaryに繋がってます。
そのことでホッとしましたが、鷺沢君がこの話だけなのは残念。
ピアノ上手い眼鏡男子好みなのに…
朋章母はアカン。