蝮(1)
あらすじ
▼序章/新宿疎開▼第1話/蝮(マムシ)▼第2話/素人▼第3話/軍鶏▼第4話/右腕▼第5話/極道▼第6話/献杯●登場人物/唐沢辰巳(ホストクラブ“新宿租界“のオーナー)、伊丹(新宿で闇金融を経営する、現役東大生)、村雨(広域暴力団「関西山王会」関東総本部長)、栗木(東新宿署署長)、●あらすじ/今から二年前、新宿・歌舞伎町に、その男はやって来た。まず向かったのは闇金融の「伊丹商事」。男はオーナーの伊丹に担保なしで「とりあえず一千万」貸してくれとうそぶく。伊丹は用心棒のヤクザ、キムに男を叩き出すように命ずるが、キムが逆に殴り倒されてしまう。伊丹は、男の腕っぷしの強さと、肝の座り方に興味を持った伊丹は、男に広東人が経営する景気のいいホストクラブに行って“因縁をふっかけて金を引っ張ってくる“ことを進める。すると、男は「そんなもの、店ごと乗っ取っちまえば済む事だろうが……」と傲然と言い放ち、キムを連れて部屋を出ていってしまった! 目的のクラブに行くや男は、手荒い方法で店の権利書を手に入れる。しかし、相手は広東人。このまま結束力の強い広東の“組織“が黙っているはずがない。そこで、男は組織と話をつけるために元締めの所へ乗り込む。男はまず二千万の入ったスーツケースを開け、次にダイナマイトの入ったスーツケースを開ける。「手打ちか? 抗争か?」というわけだ。こうして、まんまと手に入れたホストクラブを足がかりに男“唐沢辰巳“の挑戦が始まった!!(第1話)●この巻の見どころ/連載開始に先だって「ビッグコミックスペリオール」に掲載された同作の読み切りも、序章「新宿疎開」として収録する。
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