砂時計
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あらすじ
植草杏、12歳。両親の離婚を機に母親の実家・島根に越してきた。田舎独特の雰囲気をなれなれしくプライバシーが無いと感じた杏。だが、近所に住む大悟と知り合い、徐々に自分の居場所を見つけるのだった。しかし、彼女を支える母親が仕事中に倒れて…!?
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ユーザーレビュー
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色褪せない作品とストーリーです
芦原先生
突然のことで、言葉を失いました。
大人になってから、こんなにも心が揺れ動かされる作品に出逢えたことが幸せです。
この【砂時計】が特に大好きです。
どこまでも繊細で感性豊かな人物描写がとてもリアルで、、
それはきっとおそらく、芦原先生ご自身がそんな方だったからかと想像してしまうほどです。
作品の中の、杏ちゃんや杏ちゃんのママの言葉や想いを思い出すと言葉になりません。。
芦原先生は私たち読者に素晴らしいものを与えてくださっています。
もっと、芦原先生の作品を見ていたかったです。
どうかどうか、芦原先生、まだ魂がどこかにいてくださるのなら、私たち読者からの感謝が伝わってくれますように。
芦原先生がどうかおだやかに安らかにいられます様に。by leppca- 354
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5.0
両親の離婚から東京を離れ母親の実家である島根に行く事に成り、実家に帰る途中、寄り道した1年を刻む大きな砂時計を見に行き、そこで母親に【砂時計】を買って貰う。新しい環境の中で新しい友達も出来たのに母親が自殺をしてしまう。12歳で母親を亡くし祖父母と生活をする中で色んな経験、体験をし好きな人とも出会えた。そして突如、父親が現れ東京で又、一緒に暮らす様になる。藤が東京の高校を進学し一時期、藤とも付き合いをするも別れてしまう。出逢いと別れを繰り返しながらもラストはお互いがお互いを必要としていた事に気付き結婚し子供にも恵まれ幸せな家庭を築く。【砂時計】は時の流れを刻むと同時に人の時をも刻み、人間模様をいつも見てた様な気がする。回りくどい生き方をした分、幸せに成れた気がする作品でした。
by パーウ- 57
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5.0
謹んでご冥福をお祈りします。
本作品、そして芦原先生の存在を知ったのは先月で、無料話が沢山あるからという理由で読み始めました。自殺してしまった母に精神的にとらわれながらも、懸命に生きていく主人公の姿に、落ち込んでいた自分もすごく励まされました。心が繊細な人に優しく寄り添ってくださる、素敵な作品に出会えてとても嬉しかったです。
そんな中、数日前に芦原先生の訃報をお聞きし、あまりに急すぎて、涙が止まりませんでした。あんな繊細な作品を描いてきた心優しい方が、まさか自死してしまうなんて。どれだけ追い詰められ、苦しかったかを想像するだけで涙がこぼれてきます。きっと先生の作品に出会った方は、みんな同じ気持ちです。
先生が大事にしてきた作品をドラマにして利益を搾取するだけして、芦原先生の死後に冷たい広報しかできない日テレを本当に許せない。時間がたてば炎上がおさまると思っているのでしょうか?加害者に近い立場である日テレが他人事みたいに振る舞い、本事件を調査する旨を発表しないのが、未だに信じられません。
また、日テレおよび脚本家を庇うような報道しかしないテレビのマスメディアに怒りしか感じません。なんて卑怯な逃げ方でしょうか。世の中これほどの理不尽がまかりとおってしまうなんて…悔しすぎます。
先生の死が無駄になりませんように。今後の活動において、漫画家あるいは原作者の尊厳が守られることを心よりお祈り申し上げます。by やまさま12345678- 53
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5.0
過去・現在・未来。。あふれる想い
ドラマ化 映画化された 名作☆
心に傷を抱えたヒロインと 友人の
12才の出逢いから始まる青春ストーリー
大人の目線 子供の目線 登場人物の心理描写が
素晴らしく 要所要所で 泣かされます
重苦しいリアルさと 未来への希望あふれる
高揚感の対比が絶妙
昼ドラにもなりましたが ストーリー展開が
とても上手く 読み始めると 一気読みです!
本編後の 番外編も読みごたえアリで はずせません♪by ティア-ひん- 31
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5.0
昔大好きだった漫画で、懐かしくなって読みました。
当時小学生か中学生だった私には大吾や杏の真っ直ぐな純愛にキュンとしたり憧れたり、私もそうやって恋愛していくんだろうなと自分の未来を想像することもありました。
絵のタッチも凄く好きだったけど、今でもやっぱり好きだなー。
大人になった今読み返してみると当時とはまた違う目線で読むことができ、自分自身もそれなりに色々な経験をして乗り越えてきたから色々思うことも感じることも違うのは当然だけど、なんか過去を振り返るいいキッカケになったな私自身。
みんなそれぞれに強く見えても弱い部分も必ずあるし、自分自身のことなんて自分以外の人になんてわからないし、相手のことなんてわかってるつもりでも実際にはこれっぽっちもわかってないかもしれない。
それぞれにそれぞれの考えがあって、辛いことも楽しいこともひっくるめて今の自分なんやなと。
なんか色々ある時期にちょうど読んだから
昔みたいに軽く読めないかったけど、今の時期に読めてよかったかも。
自分を好きになれるように。
私も自分を愛せる人になりたいなー。
人の顔色みて、これを言ったらどう思われるかなとか思いながら言葉を選んで、
なるべく穏便に毎日が過ぎていくように、自分の気持ちに蓋をして、もう自分がどこにいるのかわからなくなってる気がする。
少し変われるキッカケになったかなー。
私も前を向かなきゃって思わせてくれる大好きな漫画です。by 匿名希望- 27
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5.0