【ネタバレあり】窮鼠はチーズの夢を見るのレビューと感想

今ヶ瀬君の魅力にとにかくハマります

ノンケの男とゲイの男。普通ではきっと相容れない2人の関係の結ぶ不思議な縁。愛される事を望む恭一さんと、愛する事を望む今ヶ瀬君。そんな2人のギリギリ交わらない恋愛模様にヤキモキさせられたり、ドキドキさせられたりと世界感にどっぷりハマります😆とにかく今ヶ瀬君の恭一さん大好きシーンがたまらなく可愛い💕一見鬱陶しくてしつこい今ヶ瀬君だけど、でも彼はどこかでちゃんと分かってるんです。恭一さんをどんなに好きでも、自分は彼とは同じ道を歩いてはいけないと。「貴方にそんなことさせられない…」のシーンは涙が溢れてしまいました。人間の弱さやエゴを上手く表現された愛する事の意味を考えさせられる奥の深い作品です☺️

初めて

正直いって他のBL漫画と一緒だろ、なんて安直な考えで読み進めてました。騙されました。
生まれて初めてBL漫画で泣かされました。
そこら中にある甘々な胸キュン物とは訳が違う。これほどまでに愛とは残酷で、性別に分けられ生きていくというものがどれほど人生に大きな影響を与えるものなのか思い知らされました。
恭一の人生は今ヶ瀬によって狂わされた、とも捉えられますが、今までの優柔不断で流されやすかった恭一にとって、ようやく本当の愛の形を見つけた、とも捉えられる。
相手が今ヶ瀬だったからこそ有り得た話なんだと思うととても胸が締め付けられます。
世間一般で言うカップル、夫婦とは男女のことを言うのでしょうが、愛の形は人それぞれです。
わたしは今まで、男の人の恋愛に憧れていただけだったのですが、ようやく確信しました。
男性に生まれて、男性と恋愛がしてみたい、と強く思ったのはこの作品が初めてです。
実写映画、キャストにも満足です。
とても楽しみにしています。

水城さんファンです

同性愛だけでなく恋愛、愛、そのものを考えさせられるお話し。
久々の大学時代の、後輩が浮気調査の調査員になっていて、自分の浮気を嫁にバラささない条件にキスさせてください！

そこから始まる
流されて、流されまくるノンケの大友先輩とゲイでずっと大友に恋をしていたイマガセ

愛ってなんだろう恋ってなんだろう
こんなに醜くて周りを振り回して、それでも好きで、１度は経験あるけれどこうしてこの２人を見ているととても危うくてでも幸せで、怖くて、とても共感出来ました。

絵も安定感がありさすがです。

ＢＬではありますが、関係なく素晴らしい作品なので是非みんなに読んで共感してもらいたい作品です。

窮鼠はチーズの夢を見る

水城さんのお話好きで、手に取りました。
始めはそんなに期待せずにいたのですが、
話に引き込まれて、きづけばラストまで！

沢山の人に読んで欲しい一冊です。

ノンケリーマンを一途に想い続けているストーカー男のネチネチした恋愛模様
何度も読み返して泣いてしまうのは私だけでしょうかw
参考になったら幸いです。

余韻が残る

男と男の恋愛物語で、そこにある障害がどうしようもなく彼ら二人を苦しめる。

お互いを思いやっていて、深い愛があるのに、言葉が足りなくて、障害が大きくて、恋が成就しなくて、切なくて泣けます。
障害なんて気にしなくて良いじゃない、二人が二人でいることで日々幸せならそれで良いじゃない、と二人の恋を応援してしまいます。恭一先輩、ちゃんと愛してるって言ってあげて。何度でも。
ありがとうは言えるのに愛してるは言えないのが切ない。

鼠から鯉まで読んで欲しいです。

映画を観て原作を読みたくなりました

映画がとても良くて何度も観ました。
でもどうしても結末がしっくりこなくて。
原作はないのだろうか？と探したら見つけました。
そして、納得！
ああ、映画なぜこのような結末にせず、ご想像にお任せします。
的な終わり方をしたのだろう。
と思うほど、とても良かった。
映画もイケメン2人だし、漫画もイケメン。
BLは苦手意識があったけど、この作品は全然違ってて。
むしろ、今ヶ瀬がかっこいいのに可愛くて。
先輩もゲイではないのに、今ヶ瀬に揺れる心。
葛藤、嫉妬。
愛っていろんな形があるんだな、と考えさせられました。
もっかい映画みよ！

人を好きになるのに性別は関係ない！

「俎上の鯉は二度跳ねる」との二部作でこちらは7年ぶりに再会した恭一と今ヶ瀬が一線を越えるまでのお話です。
今ヶ瀬の恭一へ向ける愛と、それが次第に心地良いものに変化していく恭一の心情がよく描かれてると思います。
男女の境界線を超えたラブストーリーであり、これがゲイ同士なら、、異性同士だったなら、、何も問題無いのにゲイとノンケな為お互い悩み苦しむわけです。
BLにありがちなただヤルだけの話ではなく男×男＋女のもどかしい恋愛漫画です＾＾

執着タイプと流され系

優柔不断で推しに弱い男と粘着しつで、執着しつづけるの男のどろどろ系ＢＬです。
普通の女性誌のＢＬだけあって、あざとい女の子が何人か出てきます。女の子達にちょっとイラッとします。

流されやすい男ながらも、男相手では抵抗し続けるが、一途な男にほだされていく様子が細かく描かれてます。
ちょっとセリフが多いかな～という印象ですが、少なめのエロシーンも濃厚で、Switchのシーンも大変いい。

昔の恋を思い出して苦しくなる

BL作品という枠を外して本当に人を好きになることの重さを感じられる作品。好きになって両想いになってそこから先、続けていくことの難しさ。同性だから、結婚という手続き上のゴールがないから、気持ちが覚めたら終わりだから、いつも余裕のない状況で相手と向き合わなきゃいけない。読んでいて胸が痛くなる、昔の自分を思い出す、、、ぜひ恋を忘れた大人に読んでほしい。

せつなくて泣ける

ノンケを好きになるゲイの話はたくさん読んできたけど、これほどまでに、一途で切ない気持ちにさせてくれるBLって、今までにあっただろうかと思えるほどの作品です。

流され侍は流され過ぎだし、それなのに、いつまでもそんな相手を「好き」を諦めきれなくて一途な思いを貫き通そうとする…

映画を見てから原作に入りましたが、どちらもとてもいい作品です。