龍-RON- 29巻
あらすじ
▼第1話/落とし子▼第2話/ロケ隊▼第3話/渡り鳥▼第4話/ペスト▼第5話/試写▼第6話/偽物の国▼第7話/満州国皇帝▼第8話/帰れない二人▼第9話/巡回上映 ●登場人物/押小路龍(押小路男爵家の長男。父・一磨殺害の嫌疑をかけられ、国外逃亡を企てるも上海沖で遭難。しかし何とか一命を取りとめ、現在は李龍と名乗る)、田鶴てい(押小路家の元奉公人で、龍と恋に落ちる。日本を代表する人気女優となり、満州で龍と再会、結婚した) ●あらすじ/息子・冬馬のふとした表情に龍の面影を求めつつも、卓磨との親子3人の時間に幸せを感じる小鈴。一方、龍が生きていることを小鈴に言えなかったていは、龍に「どこかに自分の子どもはいないか」と尋ねる。日本から脱出した時の記憶を失っている龍は、はっきりと答えることができず……(第1話)。▼新京の郊外へロケに出たていの撮影隊は、長雨にたたられ撮影が遅れていた。だが、ケガをした俳優に代わり映画に出演することになった龍が、現場を明るくする。食料も尽き、さらに洪水の危険も出てきて撤退を覚悟したていだったが、龍は、セットをつぶして堤防を補強することを提案し……(第2話)。 ●本巻の特徴/ていの監督した映画がついに完成!! さらに、龍と甘粕が接触し、中国皇帝の秘宝・黄龍玉璧を巡って新たな展開へ……!? ●その他の登場人物/甘粕正彦(満州映画協会理事長にして、満州国最高の実力者)
この巻の収録話
独自の仕組みで巻にまとめているため、該当する話が単行本と一致しない場合があります。 単行本化されていなくても、巻として表示している場合があります。
入荷お知らせ設定
?機能について入荷お知らせをONにした作品の続話/作家の新着入荷をお知らせする便利な機能です。ご利用にはログインが必要です。