5.0
忘れられない名作
バンパイヤという宿命を背負い、愛する者を失っても尚存在しなければならない悲哀さと時に甘酸っぱい想いが全編通して描かれていて学生時代に熱中して読みました。何年もたった今も同じ思いが込み上げてきました。私にとってエドガーとメリーベルは文字通り永遠の存在です。久しぶりに読む事ができて嬉しい。
- 1
バンパイヤという宿命を背負い、愛する者を失っても尚存在しなければならない悲哀さと時に甘酸っぱい想いが全編通して描かれていて学生時代に熱中して読みました。何年もたった今も同じ思いが込み上げてきました。私にとってエドガーとメリーベルは文字通り永遠の存在です。久しぶりに読む事ができて嬉しい。
ドラキュラが少年だったら?今までは、大人がドラキュラだった場合しか映画とかでは無かった。少年と言う所に明らかに1ヵ所に長くいられないということ。ずっと一緒にいられる友達が欲しい。この二点だけの設定だけでも、ぐっと引き込まれます。
昔の漫画なのでしょうか?人外ものですが繊細なタッチと雰囲気で内容も面白いで。まだ読んでいる途中ですが最後が気になります。
こういうタッチの絵がとても好きです!話は複雑で読むのが難しいけど、細部まで細かくて読むほどにはまります。
絵が本当に美しく、中世ヨーロッパの舞台なども 優しく幻想的に繊細なタッチで描かれていて とても好きです。人外のヴァンパイアが時間の流れからおいていかれる切なさとか 命の儚さが素敵に描かれています。
時間軸が前後するので、歴史小説みたいに 流れを整理して何度も読み返したくなります。
萩尾望都先生の作品が大好きです
ポーの一族は永遠の時を生きるパンパネラ
なのになぜか弱く儚い存在に思えて
読んでいて悲しい気持ちになってしまうんです
きっと一人では苦しくて生きていけないでしょうね
薔薇とともに生きる彼らの、
胸にチクリとトゲが残るような美しい物語です
ストーリーが、柔らかく幻想的な漫画のタッチによく合っていて、とてもきれいです。
ヨーロッパの中世の建物の雰囲気と春夏秋冬が味わえます。
永遠の命を持っている、いつまでも美しくある、と言うバンパイヤのような生き物がいるとしたら、人間の栄枯盛衰、諸行無常、自然界の森羅万象こそが、彼らのなにより憧れる美にあたるんじゃないでしょうか。
永遠の美や命は切ないものだと学べます。
懐かしの名作と言った感じ。主人公の家族が次々と無くなっていくのにはビックリした。これから話がどう広がっていくのか気になるところ。
BLとよぶには可愛すぎる、美少年がバンパイアになって友達をバンパイアにして、時を超えていろんなことをする話です。
絵が綺麗で全体的に幻想的な雰囲気です。妖しい雰囲気。実在するわからない的のドラキュラ。に惹かれながらも恐怖をかんじる人間。ドラキュラも人間に惹かれています。過ちを犯しかねない距離感がいいです。