第4話 父の愛、母の愛④
あらすじ
▼第1話/父の愛、母の愛・1▼第2話/父の愛、母の愛・2▼第3話/父の愛、母の愛・3▼第4話/父の愛、母の愛・4▼第5話/再び、島へ…▼第6話/大介の視線▼第7話/力走▼第8話/悲しみの叫び▼第9話/それぞれの夢▼第10話/晴れ舞台へ!! ●登場人物/壱岐健介(波切島の漁師。かつて陸上界では日本海の疾風と呼ばれるほど早かった)、壱岐雄介(健介の次男)、壱岐大介(健介の長男)、篠宮奈緒子(健介が死亡する原因となった少女) ●あらすじ/雄介たちの小学校の運動会当日、健介は頼まれて奈緒子たち親子を磯釣に連れていく。健介は雄介に日本一のマラソンランナーになれと言い残し、出発するのだった。海の上で、天候が気になる健介だったが…(第1話)。健介が現れないまま、運動会の種目は進んでいった。一方、健介は磯に渡ろうとした奈緒子が海へ落ちたのを助けようとして飛び込む。なんとか奈緒子を助けたものの、健介は波に押された船に磯に打ちつけられて海に沈んでしまう(第2話)。 ●本巻の特徴/日本海の疾風と呼ばれた陸上界の伝説の男、壱岐健介の死。その息子雄介、大介、原因となった奈緒子の出会いが描かれる。また、雄介が長崎県の学童陸上大会に出場することになり、壮行会で1位になると宣言する。 ●その他の登場キャラクター/雄介、大介の母・壱岐和子(第1話)、大介の親友・品川圭剛(第8話)、健介の親友・品川医師(第10話)
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