3.0
題名が気になり
無料版購読してみた。
ストーリー背景も絵柄も重い。重いのは無料版だけ読んでも一目瞭然。。無料版だけでいいかな
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無料版購読してみた。
ストーリー背景も絵柄も重い。重いのは無料版だけ読んでも一目瞭然。。無料版だけでいいかな
題名と著者に惹かれ手に取りました。想像以上の重さと逃げ場のない状況で、あり得なくはない物語。女性の思い詰め方や方向性は、お母さん譲りだったのかな、と思いつつ、えらい時代からいい時代になったのかなぁ、と湯加減をみるような感想になってしまいました。抑えた表現の仕方が独特かつ秀逸で印象に残りました。
殺した相手の子を産み、子供に憎しみをぶつけようとしたものの、最後には子供を愛おしく思う。憎しみは母性本能に敵わない。
人間の、愛ゆえの愚かさ、哀しみ、憎しみ、深く描かれていて、正直しんどいです。
でも間違いなく名作だと思いました。
文も秀逸。胸にずしんと来ます。
蒼き季節の果てにて
空白なる紙を前に坐る
綴るには遙かに多き量にて
わずかな人生にても
我等ゴミにあらず
人でありしことに愕然とする
「蒼き果てにて」より
ずいぶん昔に連載を読んでいましたが、今見直しても、良いものは良いですね。感動が色褪せていないです。
人間の本質について考えさせられます。
出だしは出産ジーンズメイトからとインパクトとがありました。
それも刑務所内での出産なんて。時代背景が古いので、古く感じてしまいます。
大好きな作品です。ストーリーが深くて秀逸。絵も内容にあっています。
しかし、何せ話が暗い。本当に暗いです。男女問わず人も死にまくるし。
なので、気持ちが落ちている時にはオススメしない作品です。余裕のある時に読んだ方が無難かと思います。