柳都物語
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あらすじ
激動の時代、数奇な運命に翻弄されながらも強く生きていった一人の女の半生! 劇画界のゴールデンコンビが放つ、瞠目の大河ロマン!
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みんなのレビュー
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帰れない故郷に帰れました。
元新潟市民です。23年間暮らしていました。今はコロナウイルスの影響で、正月に帰省したのを最後に、故郷へ帰ることができません。
第1話冒頭の「新潟県 新潟市」のページを、毎日毎日見ては涙が溢れてきます。
信濃川、萬代橋、掘の様子、新潟交通のバス、登場人物みんなの方言、忠実に丁寧に描いていただき、とても嬉しく幸福に思います。
帰郷できない辛さや寂しさを、ひとりじゃないと励ましてくれる漫画です。
故郷を思うすべての人が、安心して笑顔で帰れる日が戻ることを心から願うばかりです。by py443- 16
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4.0
清さは愛される才能なのかな
こんな采配でき人から信頼される人っていいな、素晴らしいなと思った。子供がいると守るため強くなるというが、守るべきものがあるのは強さになる。親でも自分が精神的に歪んでいる人もいるから、全員じゃないけど。こんなふうに強く清く生きていけたらいいなという見本かも。
どんなに一生懸命がんばってもダメな場合もあるのは辛い。自分の才覚が発揮できる環境や良さに気づいてくれる人たちに恵まれたい。とも思った。by 匿名希望- 6
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4.0
女が政に関わる時代が来たよ
大正時代。福島県会津で18になった佐藤雅代は親の言い付け通りに新潟県新潟市の大棚の魚屋に嫁ぐ。夫は祝言を上げて3日後に出兵。~戦前戦中戦後と廃人のようになった夫がなくなった日に長男を出産。その後、舅を看とり子どもを育てながら姑を看とり大変な思いをしながら魚の行商。波瀾万丈の人生で雅代の美貌と真面目さが回りの人々の助けと言う形になり旅館を。(途中略)娘幸子が後を継ぎ、孫の寿美恵が25才となり被選挙権を得たことで祖父や叔母の意志を継ぎ日本の国のために立候補すると言う。
by MariAちゃん- 0
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4.0
会ってすぐに結婚、良く知り合う前に旦那さんは出兵。そういう時代があったんだなぁと…。旦那さんが亡くなってからは義理の親の世話と小さい子の世話と仕事。女の人がこんなにいろんなものを背負って生きていた時代。今の自分はなんて楽してるんだろうと申し訳ない気持ちになります。主人公が料理屋で働くことになりますが、女を売らなくてはならないようなことにならないといいなと思います。でも、この作家さんだと多少はあるのかな。とりあえず、女帝、女優が面白かったのでこちらも無料分だけでも試しに読んでみます。
by 匿名希望- 0
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3.0
面白いが実話か創作か納得できない中途半端
田中角栄がモデルは、間違いなく面白くて一気に読んだ。しかし、実話の愛人を調べるとヒロインはその他大勢の一人で、神楽阪の妾と、本作では全く触れられていない公判で出てくる不細工な秘書が、実際では2大妾であったと知って雅代がかわいそうになった。雅代が最後の女ではなく、その後も雅代よりも大切なパートナーとなるのが秘書であった。神楽坂の妾も脳梗塞で倒れるまで、大切に扱われ、泰造の言い訳は大ウソであった。雅代は、のちに角栄の金脈をスっパ抜き政治生命に打撃を与えた達彦と結婚する機会を泰造の嘘の言い訳でたたれた。達彦が後に復讐するのは当然だと思う。どこまでが真実でどこまでが創作なのか、中途半端で面白かっただけで、読後感は納得できない気持ちでいっぱいだ。創作ならばもっと創作らしく、ドキュメンタリーならばもっと事実に忠実に描いてほしかった。
by mahdi- 0
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5.0