11人いる!

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11人いる!
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あらすじ

宇宙大学受験会場、最終テストは外部との接触を絶たれた宇宙船白号で53日間生きのびること。1チームは10人。だが、宇宙船には11人いた! さまざまな星系からそれぞれの文化を背負ってやってきた受験生をあいつぐトラブルが襲う。疑心暗鬼のなかでの反目と友情。11人は果たして合格できるのか? 萩尾望都のSF代表作。

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みんなのレビュー

  1. 評価:5.000 5.0

    女性になるか男になるかは後で決まる...

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    すっごく面白い古典的名作SF。フロルは見た目、超絶美形で女性に見えるんだけど、実は雌雄分化タイプの種族...まだ男性になるか女性になるか決まってない(つまりこの時点で、女の子でもないし男でもない)。そしてネタバレだけど、後にフロルと打ち解けて仲良くなるタダという黒髪の青年がいて、こちらは優れた直感力がある。そして真面目で誠実。
    舞台としては、エリートを養成する宇宙大学の最終試験ということで、ある宇宙船に様々な星系から来たよりすぐりが10入集まっている・・・はずが、数えたら11人いた! え?なんで?となり、しかもトラブルも起きるしで、ミステリー要素とサバイバル要素満載♡
    さらに、後日談の続編がこれまた秀逸。タダとフロルがちょっとケンカしてね、フロルがじゃあ女になるのやめて、男になる、なんてすねるの、もう可愛すぎ・・・

    • 3
  2. 評価:5.000 5.0

    〜元祖SF少女マンガの金字塔〜

    本格的なSFを少女マンガに持ち込んだのは、他ならぬ=萩尾望都=先生なんです。
    それまでの少女マンガには魔法使い物や超能力物といった、ファンタジー色の強い内容でとても本格的なSF物とは言えませんでした。それは当時漫画雑誌を編集するのは、圧倒的に男性が多くて、「女の子に複雑な空想科学物語は理解できない」という偏見もあったからです。そんな時代に男っぽい骨太なストーリーで成り立つ、本格的な短編SF漫画がこの「11人いる」だったのです。宇宙空間を自由に移動できる未来の社会のお話しで、上級の学校の入学試験に集まった、各星ごとの受験生同士のサスペンスドラマです。劇場用アニメ化にもなりました。ぜひこの名作を秋の夜長におすすめします。

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