王妃のプライド

あらすじ

「貴方と褥を共にするつもりはありません」同盟締結の証として、12歳で隣国アシュケルドの王・カーライルに嫁いだティルダ。王妃として国に尽くすと決意するが、幼きティルダを待ち受けていたのは、夫・カーライルのあからさまな拒絶と、屈辱と苦難に満ちた日々だった。亡き母の教えを心の支えに、己の矜持を守るため、ティルダは「夫たる王に、決して身体は許さない」と誓いを立てる。ムーンライトノベルズ累計ページビュー1500万越えの大人気作品が、満を持してのコミカライズ。

入荷お知らせ設定

機能について

入荷お知らせをONにした作品の続話/作家の新着入荷をお知らせする便利な機能です。ご利用にはログインが必要です。

ユーザーレビュー

  1. 評価:5.000 5.0

    矜持という鎧を纏った賢妃

    ネタバレ レビューを表示する

    大好きな作品です

    敵国との和睦のために嫁がされた王女ティルダは、自国でも国王である実父に蔑ろにされていた
    実父は愛人との享楽に溺れ、母親とティルダは別宮で生活。そして母親から、王女としての矜持を学んできた

    ティルダが嫁いだ敵国王のカーライルは、政略結婚とはいえ12歳であるティルダを嫁がせ子を成せ…というティルダの母国に腹を立て、ティルダに妻としての役割を持たせず別宮に住まわせることに。

    そして放置すること6年
    その間にティルダには様々な苦難が。
    そりゃそうだ、主である国王が蔑ろにしている元敵国王女を使用人たちが手厚く奉仕するわけがない

    それでも己の矜持から、カーライルに助けを求めることをせず、命の危険も知恵で乗り切り、逆襲する
    敵国の子ども…と侮っていたが、実はとんでもなく賢く気高い妃であることが徐々に知られていく…

    ティルダに感情移入し過ぎて何度も腹を立てたり涙したり…と大変(笑)
    カーライルが放置したのには理由があったようだけど、それが許されることかはまた別の問題
    それじゃない解決策もあったのでは?と思うけど、まぁ、そうでなければこの作品は成り立たない

    個人的にはカーライルにはとことん後悔して欲しいし、ティルダにはとことん孤高の賢妃であってほしいけど、さてさて結末は如何に?

    原作は読破済み
    コミカライズもイメージ通りの作画で、最後まで楽しみたいと思っています!

    • 13
  2. 評価:3.000 3.0

    NEW
    王妃の気高い生き方が素晴らしい

    わず12才で敵国の年の離れた王と政略結婚したテイルダ。初対面で王カーライルに花嫁の幼い妹と間違われ、激怒された最悪のスタートです。それから6年の間、彼女は周囲からの冷遇そして次々と愛人を作る夫に耐え、次第に王宮で確固たる位置を築いていきます。結果、成長後のその気高い美貌の妻の虜になった夫から熱烈に求愛されて本当の夫婦になりますが、彼女の真意は如何に…。カーライルは悪人ではなく直情型の裏のない人物ですが、思いやり不足で気配り足らずの残念夫だなぁと感じます。

    • 0
  3. 評価:5.000 5.0

    王妃様応援してます

    ネタバレ レビューを表示する

    たった12才の子供が敵国に政略結婚。それだけでどれだけ過酷な結婚かそれを決めた父王がどれだけクズかよく分かる(怒)夫の王様が王妃様の美人母親の肖像画に騙され頭に来たのも分かるけど娘の王妃様に当たる大人げない態度!挙げ句手当たり次第愛人作ると無節操クズ王は六年間妻を放置(怒)夫に相手にされない王妃様に愛人使用人達など周囲の人達に見下され数多くの嫌がらせ!本当にヒドい!が、王妃様は歯を食いしばり立ち向かう!応援したい!賢く優しく強く美しくなった王妃様18才。綺麗になったら手を出そうとするドスケベ王に呆れた(怒)言葉悪いけどいい大人が少女に手を出すなんて現在なら確実に捕まる犯罪(怒)軽く謝って六年間無かった事にしようとするわ嫌がる彼女を脅すわ無理矢理とドスケベ王にムカつく(怒)抵抗し怪我した王妃様にバカと罵る図々しさ(怒)バカはお前だ!と言いたくなるのは私だけじゃないはずだ(怒)白い結婚のままクズ男と離婚して彼女の親戚と結婚出来たら良いのに(怒)クズ王はずっと王妃の事後悔した人生送り王妃様には幸せになって欲しいな。

    • 4
  4. 評価:5.000 5.0

    ネタバレ レビューを表示する

    ヒロインであるティルダの王妃としてのプライドが凄いです。12歳で政略結婚させられるものの、肖像画が母親の若い時のものだったため、12歳のティルダを見て幼すぎると、期待を裏切られた王がから無視されて6年。
    使用人も去り、食べ物や衣類等も滞る中、こっそりと王に自分の手の内の愛人を送り、領内の部族の力関係を操り、王に頼らず自分の力だけで生き抜く強かさ。
    18歳になり、肖像画通りの美女になってからやっと再会した王に王妃としての子作りの義務を盾に迫られるのですが…。いくら王がそれまでの仕打ちを反省して謝っても、すんなり元サヤに収まるみたいなのは、ちょっと嫌だったかな。
    隣国の頼りになる親戚の王子とうまく行って欲しかった気もします。

    • 3
  5. 評価:5.000 5.0

    NEW

    ネタバレ レビューを表示する

    まだ幼いティルダを守ろうともしないカーライルは本当にクズ。ティルダが、くじけず賢かったのはよかった。タイトルどおりプライドを守ってほしい!でも、長い年月辛かっただろうな。

    • 0

すべてのレビューを見る(56件)

みんなが読んでるおすすめコミック

最近チェックした作品

Loading

イチオシ無料作品

    Loading

おすすめ特集

>