大正もらい婚~10月の花嫁は姉を愛する義兄に嫁ぐ~
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あらすじ
今日、私は“姉の旦那様”に嫁ぎます。呉服屋の妾の子として生まれた蒼(あおい)は、継母に虐げられる日々を過ごしていた。ある日、腹違いの姉・瑠璃(るり)が結婚することに。夫の紅哉(こうや)は「氷雨の商人」と呼ばれるほど冷徹な男だが、瑠璃の献身的な支えもあり、二人は温かな家庭を築いていた。しかし、突然の事故で瑠璃は他界。妻を亡くすと、その姉妹を新しい妻として嫁がせる大正の慣習通り、蒼は紅哉と婚姻を結ぶことになるが……。亡き姉が結んだ愛のない情縁の夫婦を描く大正婚姻譚。
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みんなのレビュー
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5.0
妾の子だった蒼は、母親が亡くなった為に父親に引き取られた。腹違いの姉瑠璃は可愛がってくれたが、本妻の義母からは虐待を受けての毎日だった。
瑠璃は嫁いで幸せに暮らしていたが、突然の事故で亡くなってしまう。大正時代は、姉の代わりに妹が妻として嫁ぐのがよくあることだったので、蒼も義兄の嫁となった。
夫となった義兄は瑠璃を愛しており、姉の代わりの蒼に冷たかったが、これからの生活でどうなったいくだろうか、期待大である。by こうほちゃん-
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4.0
姉と妹
年頃の女性は二十歳前後には結婚するのが当たり前の時代。どこの地域でも何らかの事情で姉妹が嫁入りすることはあったようです。恋愛結婚がまだ珍しい時代ですから、お見合いで夫婦になり愛情が湧き始めた頃に先立たれたりして。その後に嫁ぐ身になれば曖昧な関係で立ち位置が微妙ですね。親から「行け」と言われたら従うしかない状況ですから。
でも、蒼さんのことに向き合ってくれそうな気配が感じられて嬉しいです。by reiちゃん-
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3.0
NEW一途だけど不憫。
皆が不幸でどうしようもない状況からのスタートです。
本妻に虐められてた妾のヒロインでは無く、本妻の仔である姉の方が幸せな結婚をすると言う珍しいパターンからの始まりは他にない設定です。by リラとライラック-
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5.0
心温まる
亡くなった姉の代わりに嫁ぐ事になった蒼が、姉が大切にしていた旦那様に尽くす姿が健気で。
後に旦那様への気持ちに気づいても、姉と旦那様のために自分は二の次。
旦那様は姉を想いながらも、そんな蒼に心癒され動く気持ち。
大旦那様は奥様を愛されていた事は息子には見せもせず、誤解されていたり。
皆、不器用で…
読む度、心が温かくなるお話です。
最後は皆が素直になり、心結ばれたらいいな。by rlu-
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4.0
瑠璃が亡くなって、紅哉と結婚した蒼ですが、瑠璃のことが忘れられない紅哉を支えよう、って自分のことを受け入れてくれていない相手によく思えるな、って、すごいな、って思いました。大正や昭和初期などの「主人」に対する心持ちというのでしょうか、それが冷たいような態度を取られても紅哉に優しく対応できるのでしょうね。
20話まで読ませて頂き、紅哉の蒼への気持ちに変化が現れてきたところでした。蒼の同級生も出てきて、これからお話に色々変化が現れてくるのでしょう。by げるママ-
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