さいごの恋
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あらすじ
累計23万部(紙・電子)のロングセラー『妻が口をきいてくれません』(第25回手塚治虫文化賞短編賞受賞)の著者が、独身中年女性の実像と心情に迫るコミック。西村清美46歳、教師、結婚歴なしの独身。忙しく仕事をするうちひとり暮らし歴を重ね、ろくに恋せず嫁がず産まずこの年齢に。この先もひとりで生きていくのだろうと思っていたところ、長年同居していた愛猫は旅立ち、更年期を迎えて体調が不安定となり、孤独な将来に不安を覚え始める。これまでひとりで一生懸命生きてきた自立した自分が好きだったけれど…。私の人生、これでよかったのか。これからも、このままでいいのか。そして、誰かを好きになったり好きになられたりすることも、この先一切ないまま一生を終えるのだろうか。ヨガ教室の知人は44歳で再婚し、ヨガの先生は高齢でも恋人の存在が。恋も結婚も考えていなかったけれど、「マッチングアプリ」に登録したことから、清美の日常にさざ波が立ち始める。
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ユーザーレビュー
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あまりにもわかりすぎる
私も人として女として、このまま終わっていくのかと不安と焦りと苛立ちのなか、更年期と戦い、仕事だけは山盛りあって疲れ果て…で40代を過ごしました。将来もないのに付き合った人もいましたが、傷ついて疲れて終わりました。
50代になった今も、親のことや仕事…とキャパオーバーで爆発しそうな心と体を抱えています。
キヨミさんと状況は違えど、わかりすぎて痛いです。一気に読んで泣きました。私も少しでも、明日を楽しみに生きていきたいです。そんな気持ちになりました。by xeno2016- 26
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5.0
連載開始から読んでいました。
40歳が終了間際の独身女性のお話。野原さんの作品は旦那サゲが多い中、このお話はリアリティがあって1番好きです。ヨガ教室で出会った友人の一言「望みは一つ。」これに尽きると思いました。
お金の貸し借りは御法度ですし、主人公キヨさんの行動は本当正しいと思います。そこが起点となって向き合っていく過程のストーリーに心打たれました。寄り添って生活出来るのは1番幸せですしね。by 豆しば君- 22
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5.0
NEW絶対最終話まで読んでほしい!
更年期の女性で体調の不調は同じでも、昔から恋愛にガツガツ行くタイプが主人公だったらまた別の話になるんだろうけれど、このゆったりとした流れの中で主人公の今までの生き様が全て集約されているのが本当に凄い。。
ラストのほうは、もう涙が止まりませんでした。
年齢を重ねて、恋愛を諦めている大人に絶対読んでほしい!
いくつになってもいろいろな愛の形があっていいよねと思わせてくれる作品です。by ホワフ- 0
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5.0
最後まで読みました
作者買いです。この作者さんにはお子さんがいるのですが、こんなに自分と違う世界の人の深層心理を描けるなんてすごいなと感心しながら読みました。
私は50代既婚子持ですが、未婚・既婚・子なし・子あり。子ありでも一人っ子など、それぞれの幸せ、それぞれの地獄があると周りを見て感じています。
それら全ての世界観を描ける作者さんですね。
カツオが心優しい人でよかった。
お金貸さないは正しかったと思います。by たまこ5- 5
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5.0
リアルすぎて泣ける
この作者の本はどれも、ほんの市井の日常の、僅かな違和感とかちょっとしたイラつきとか、見ないふりして蓋をしてやり過ごすうちに本当に消えてしまったり残ったまま棘になったりのあれこれで、リアルすぎて泣けます。
夫とどんどんすれ違って行ったり、子育てで悩みが多かったり、人付き合いでトラブルがあったり。
そして今度は、40代独身女性ですよ。
目の付け所が凄いです。
知人に主人公みたいな人、何人かいます。職業が同じ人もいる。
立場は違うけど、その身体の不調、よく分かりますよ!
主人公が幸せになるといいなあ。by 八雲と不知火- 4
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