みんなのレビューと感想「半面半心～太陽と月の狭間～」（ネタバレ非表示）（42ページ目）

守るために消えた人々に捧ぐ、星５作品

「守るために消えた人たちがいれば…」ユル族の人々、何と苛烈な覚悟の上の行動でしょう。族長の娘ソラの顔半面を焼いた上で、皇帝に嫁がせ、一族は自ら亡びの道を選ぶ…全てソラを「守る」ための行動でした。けれども、その想いが彼女自身に理解されるのは、ずっと後のことです。
　それにしても、古今東西、権力者が既得権を守るために、強欲且つ排他的になるのは、世の常。太陽は双子の弟皇帝ユンゴム、月は双子の兄将軍ムオン、その狭間に置かれた美しきユル族唯一の生き残りソラとの、複雑な恋愛模様…と思いきや、二人の権力・生存権争いに巻き込まれたソラの、愛と苦しみの物語が展開されます。そのため、作画同様、ストーリーも重々しいのですが、４１話完結だと思えば、耐えられます。
「守るために生きて踏ん張った者もいます」最終話で、ずっとソラに仕えてきたウンジョンが、語ったひと言です。個人的には、脇役のこの人のことが、一番気になっていたような…。ユンゴム、ムオン、そしてソラ、この三人がどんな運命を辿ったのか…課金して確かめる価値ありの、重厚な星５作品です。

３話くらいから面白くなりました♪すこし唇がきになるけど笑
そして女子達が酷い(-_-)
顔がいいのに性格が悪いといつの時代でも残念なことだと思うなー

おもしろかった

最初は謎も多くて、よくある話かな？？と思っていたのですが、読み進めていくうちに真相がどんどん明らかになっていく。

最後まで読むべき

一言でいえば素晴らしかったです。最初は伏線だらけで謎も多いですが、読み進めるごとに謎が解けていきます。最後は見事な伏線回収に感動しました。画力もあり色彩豊かで、この時代の皇室の荘厳さと華やかさが感じられます。魅せ方もかなりのスキルです。

読み進めてみてください。

一章目が？？？っとなり、なかなか進めないと思いますが、なかなか伏線のちりばめられたお話なので、ジックリゆっくり読まれると良いかと思います。絵も物語もとてもきれいでした。