合格にとらわれた私 母親たちの中学受験
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あらすじ
希望、期待、焦燥、苛立ち、妬み...。激化する中学受験を舞台に親子の葛藤を描くセミフィクション。自分がかつて諦めた中学受験を、一人娘の綾佳に挑戦させることにした真澄。小学4年生から中学受験用の塾に通わせるものの、綾佳の成績は伸び悩むようになり、目指していたクラスに上がれないまま受験生最後の年を迎えることに。そんな中、同じ塾に通っていて、綾佳より下のクラスにいたまりんが同じクラスにあがってくる。純粋なまりんとその母親のかなえに段々焦りと苛立ちを覚える真澄は、中学受験を諦めた自分と綾佳を重ねてしまい、綾佳に強くあたるようになってしまう。一方、同じ塾に通う成績優秀な優也の母・潤子は、夫が自分の出身校に入れることにこだわっていることに疑問を感じながらも、自身も学歴コンプレックスがあり、息子を守り切れないでいる。我が子を信じ、子供の勉強に伴走していたはずが、己のトラウマやコンプレックスとの闘いにまで発展していく中学受験。母親たちの葛藤と、それを乗り越えるまでを描いたセミフィクション。【解説】吉田たかよし(医学博士・心療内科医師) 著書『「受験うつ」どう克服し、合格をつかむか』など【「シリーズ 立ち行かないわたしたち」について】「シリーズ 立ち行かないわたしたち」は、KADOKAWAコミックエッセイ編集部による、コミックエッセイとセミフィクションのシリーズです。本シリーズでは、思いもよらない出来事を経験したり、困難に直面したりと、ままならない日々を生きる人物の姿を、他人事ではなく「わたしたちの物語」として想像できるような作品を刊行します。見知らぬ誰かの日常であると同時に、いつか自分にも起こるかもしれない日常の物語を、ぜひお楽しみください。
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みんなのレビュー
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考えさせられる
お話でした。あやかちゃんのお母さんは子どもの為とか言いながら、自分が行けなかった学校に入らせたい!と言う親のエゴで娘にきつくあたったり、娘の友達のまりんちゃんを妬み、嫉妬したり決して良い母親とは言えない行動を繰り返してきたが、もし私があやかちゃんのお母さんの立場になったら冷静になれる自信がない。中受される方は読んでみることをオススメします
by たみこた- 0
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5.0
私の住んでる所は比較的田舎よりだと思うので中学受験する子は学年に1人いるかいないかです。だいたいひと学年60人くらい。
子どもにはよい環境をと言ってますが中学受験がはたしてよい環境なのだろうか?と考えさせられました。
私はそうは思わない派です。by プート- 0
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3.0
面白かったし、考えさせられました。
まりんちゃんの親の最後のシーンは怖かったですが、お守り捨てられたことを知ってるのに
それを表に出さない所は大人な対応でとても良いと思いました
親たちがドロドロしてるけど、子供たちがいい子なのでそこまで読んでいてしんどくなる事はなかったです。by かぼちゃケーキ- 0
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3.0
中学受験てやっぱり親の戦いなんだな。都会と田舎で全然違うし。同じ日本でも生まれた場所でこうも違うかーって田舎生まれの私はよその国の話を見てるみたいでした。田舎の人が国公立大学にいく人が少ないのもスタートラインが違うからかな。そう考えると早い方がいいのか?考えさせられる。。
by 心はフランソワ- 0
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4.0
子どもを通して親の出来が見られている
という表現がすごく共感できました。
最後のまりんちゃんのお母さんもなんだかリアルだなぁと思いました。
さくさく読めるので一気に読んでしまいました。by 泣けます- 0
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