【ネタバレあり】まんがグリム童話 金瓶梅のレビューと感想（74ページ目）

原典の面白さが…

以前に某女性漫画家さんのｺﾐｶﾗｲｽﾞ化したものとﾀﾞｲｼﾞｪｽﾄ版の原典を読んで案外ｽﾄｰﾘｰと
ｷｬﾗｸﾀｰの魅力に取り付かれました。
楽しみにして読んだ感想は…
正直、原典を全く読んでませんよね？

金…藩金蓮 瓶…李瓶児 梅…春梅

がタイトルの由縁なのに余りにも
瓶児の扱いが性格を変えてしまい嫌われキャラになっており愕然としましたね
原典では金蓮と張り合わず大人キャラで
周りからも好かれて最期も悲しく旦那様ですら死の間際までひきずる位でした。

あと原典にいないキャラが多すぎ、某女性漫画家さんもオリキャラ出してますが
原典にあわせているので最小限なので
原典の良さは感じました。

原典を先に読んだ方は別物と思った方が
いいかもしれません

おっかない女達のバトル

基本とんでもない話ですが、何故か好きです。
昔は毎月、残酷グリム童話を買って読んでました。

当時から金瓶梅は途中からで、
金蓮の過去は謎でした。

でも文庫化した書籍は買うつもりはないのでめちゃコミで読めて嬉しかったです。

金蓮の過去の旦那だった焼き餅売りの武大。
顔も性格も知らなかったけれど、
武大、あんなにブスに描かなくても(苦笑)

金蓮の計算高さも冷酷さも、
西門家に入ってから、完璧に出来上がったのね。

金瓶梅ってまだ完結してないのかなぁ。

ちなみに、一番憧れるというか好きなのは正妻さんです。
バシッとしてて、どの女性より一番冷酷。旦那様の事、西門家の事を考えてる。
ゆえに熱く冷たい、そんな印象。

もし実在したら絶対に敵にしたくないお方です。

日本で言う大奥

呪い、罵り、奪い合いをしてまでまでして、一人の男を取り合いするのかなと思いますが、昔はお金もちでみためもよい人と結婚するのが女性にとって幸せだからなのかなと思いました。呪いや幽霊、死体、ありますがバッチしエッチなシーンもあります。絵は私はとても綺麗で甘美だと思います

金蓮すごく嫌な女なのにどこか憎めないところがこの作品の良いところだと思います。
旦那様に愛されたい心が読み手に良く伝わってきます。

どろどろしてます。女のどろどろです。
毎回主人公があぶなくなりますが回避していくのがおもしろいです！

怖い

女達の嫉妬、ねたみ、足の引っ張り合い、だましあい等と怖い女の世界が色々と描かれていました。信じられるのは自分だけの世界だなと思いました。

面白い

割と描写も残酷だし
エロもあるしなのですが･･･
面白くて買い続けています。
金蓮さんは、嫌な女ではありますが
ある意味正直でまっすぐなひと。
旦那様の優柔不断というかなんというか
性格にはイラつきますが笑笑。
猫を愛でてるところも好感あり笑笑。

どろどろ

よくありがちなドロドロなのに、気になるから読んじゃいますね。昼ドラ的要素なのかもしれません…。まだ試し読みですが、お腹いっぱいです。

ヤバい

瓶児が嫌い過ぎてヤバいです。まだ途中までしか読んでませんが、もっとこてんぱんにやられて欲しい！苦手な人もいるかもしれませんが、個人的には面白くて好きです。

つい読んでしまう

初めは金蓮に対して夫を殺めるなんて怖い!と思っていましたが、正義感が強く悪を懲らしめる(いや、金蓮も充分悪いけど)ので、スカッとします。
自分の幼い頃と似た少女を助ける情もあったり。
他の妻との旦那様(慶)をめぐる戦いに優勢なのも、美しさ、エロさ、賢さ、正義感あってのものかなと感じました。
人を陥れつつ自分も危険な目に遭っていりるし、これをどう乗り切るんだろう?とハラハラして気になってつい読んでしまいます。
星を1つ減らしたのは、金蓮の顔がだんだん崩れて男っぽくなってきたから。