みんなのレビューと感想「末王女の輿入れ~その陰で嵌められ、使い捨てられた王女の影武者の少女が自分の幸せを掴むまで~」(ネタバレ非表示)

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4.5 評価:4.5 4件
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1 - 2件目/全2件

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  1. 評価:5.000 5.0

    フィリップはいい性格しているよ。

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    レオノーラ殿下の侍女として支えていたメアリーは、色々なわがままに付き合わされて、振り回されて。
    レオノーラの代わりに公務に出ることも少なくない。
    メアリーは影武者だったのだ。
    そのために、努力や知識を取り入れるのは仕事だと思っていた。

    ある日、レオノーラの婚約者候補としてアルベルトがやってくる。
    王が認めた婚約者だ。
    でもレオノーラは辺境伯のアルベルトは田舎くさくて嫌だといい、自分は王族に嫁ぐのだ。とわがまま。
    命令されて仕方なくメアリーが応対しながら、彼の短所を探ることになる。

    レオノーラは、隣国のフィリップに恋をして、彼に嫁ぎたいと考えるようになる。
    彼が自国に帰る前になんとかしないとと、無理矢理アルベルトとメアリーを嵌めてしまう。

    自分の思い通りになったレオノーラだけど、フィリップは気がついていた。
    彼女の能力は低い。と。
    公務の時のレオノーラと自分と2人きりの時のレオノーラと違う。と。
    もちろん、アルベルトも気がついていた。


    レオノーラが隣国に嫁いでから、ボロが出てくるところが笑える。
    フィリップに怒り狂うレオノーラだけど、自分も嘘をついて過大評価していたのだから、人のこと言えないじゃない。
    しかも、ここにきて何も努力をしていない。と言われるほどだとは。

    レオノーラは王族だからなんでも許されてきたんでしょうね。
    ちやほやされて、、それだけ。
    そんなの本人のためにもならないし。
    隣国での公務が簡単なことではないと思わなかったのか。
    メアリーは特に何もしていないうちに、彼女は崩れていくわけで。


    逆にメアリーはその間に培った知識や努力も無駄にならなくてよかった。
    アルベルトが誠実な人だったし。
    考えてみたら、レオノーラにはもったいない人だった。


    不貞を疑われた2人だけど、陛下には冤罪だと分かっていたよう。
    レオノーラの今までを考えたら、、だね。
    多分、公務のこともレオノーラではできないと分かっていたんだろうな。

    メアリーは嵌められたけど、レオノーラが嫁ぐときに一緒に行かなくてよかった。
    きっと2人は幸せになりますね。

    読み応えがあって、面白かったです。

    • 0
  2. 評価:5.000 5.0

    面白い

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    真面目で誠実な主人公、でもある特殊な能力を持ってることで末王女の影武者として働いてるがその王女に振り回されっぱなし、その王女に婚約者がいるのだけど、隣国の王子を好きになり諦められない王女は主人公をはめて結婚にもちこんだけど、どうなるの?早く先が見たいです

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