あらすじ

伯爵令嬢リューディアは、父が王女を暴行したという冤罪で一家没落の危機に瀕していた。しかし、ある日突然、父の無実が証明されたとしらせを受ける。闇魔術師のレジェスという男が、功績を上げたその褒美に伯爵家の汚名返上を要求したという。レジェスは根暗で陰気だと言われているけれど、優しく誠実な一面や、照れ屋で放っておけないところもあって――。リューディアは、レジェスに少しずつ惹かれていく。男前伯爵令嬢と一途な最強魔術師がくり広げる、ピュアラブコメディ!

みんなのレビュー

5.0

2025/11/07 9:18 NEW

人生観

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陰気な闇魔法使いレジェスと、リューディアの物語。
芯のある強い女性リューディアが本当に素敵。

皆様のコメントにもあるように、
ラストがとっても切なくて、考えさせられます。
もちろん、2人は最高に幸せだったのでいいんです。

こんなに余韻に浸り、心に残る作品は珍しい。
最初は切なすぎてヤバイと思ったのですが、じわじわと心に響きます。
自分の人生をどう生きるか、悔いなく濃い人生にするには、
人に寄り添うとは、いろいろ深く考えるきっかけになる作品です。

by 癒されたいおばさん
- 0
4.0

2024/07/09 7:43

最新話まで読みました！！

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うーん:;(∩´﹏`∩);:
リューディアの父親が王女の暴行疑惑で捕まる所から始まります。
闇魔術師のレジェスが父親の疑惑を晴らします。
名誉を守ってくれたレジェスは闇魔術師という理由で虐げられて育ちます。
傷を追って仲間に捨てられたレジェスを介抱してあげたのがリューディア達伯爵一家でした。
ずっと影ながらリューディアを守っていました。
レジェスの人柄に触れて惹かれ合うようになりますが、ずっと蔑まれてきた為、レジェスの性格がかなり面倒な事になってますw
良いお話ですが、今一つパッとしないのが残念です:;(∩´﹏`∩);:
レジェスが幸せに慣れて目の下のクマが取れることを祈ります\(//∇//)\

by おたぬ様☆
- 6
3.0

2025/10/30 19:19

ちょっと切ない

リューディアの家族の危機を救ったレジェス。闇魔法使いゆえに虐げられ表に出ることが無かったレジェスにとって、彼女は唯一の光であり希望でした。そんな二人が少しずつ歩み寄り心を通わせ家族となる素敵なお話です。目の下のクマとかヒョロヒョロの体とか見た目はちょっと…な彼ですが、心はとてもハンサムです。彼が背負う運命は重いけれど、リューディアの隣でずっと笑顔でいてほしいです。

by 天下町
- 0
5.0

2025/09/07 17:48

フフフと読んでいたのに後に凝縮された想い

どなたかのレビューにありましたが最後は涙を・・・、私は涙を流すことはありませんでしたが、胸が熱くなりました。二人中心の内容で読みやすくさらに熱くなる内容でした。最後の手紙にはやっぱりグッとくるものがあります。相手が気づかないところでの見守り想い、それに気づいて応えさらにともすればリードしていく、すべて自然系でスムーズに受け入れながら読めました。自分の中に残しておきたいと思い、冊子でも購入しました。

by 華恭
- 0
5.0

2025/07/06 22:56

色々考えさせられる美しい作品です。

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ライトに楽しめる読み物をと思い読み始めましたが、、、読み進めるうちに登場人物の魅力もあり、純粋な愛と誠実にお互いを思う2人に心を引き込まれていきました。
他のレビューにもありましたが、幸せに結婚して子宝に恵まれましたという王道なラストシーンで終わらず、寂しさと悲しさも残りますが人生観や死生観についても考えさせられるラストでしたし、最後まで愛を感じられる儚くも美しいラストは心動かされます。
バッドエンドではありませんし、後味が悪いなんてことはありませんが、ハッピーエンドとしては決して夢みがちなラストではなく言うならばとても現実的で読み手としては寂しさと悲しさも同時に抱いてしまう儚いラストに感じました。
命の終わり、最期を劇的に伸ばすような、それこそよくある現実とは大きくかけ離れた奇跡はなく、最終話で少し描かれていたように、短命であった事実が根本から無くなることはなかったかもしれませんが、限りある時間の中で彩り豊かな幸せ多き人生を歩まれたことは間違いないでしょうし、願わずにはいられません。
話に引き込まれていたゆえ、主人公達への愛着から最終話は幸せ絶頂シーンからとんとん拍子で進むラストへの助走、ラストの描き方に少しだけメンタルが落ち込みましたが、総じてとても素敵で読めて良かった作品となりました。大好きな作品です。
ぜひ多くの方に読んで頂きたいです。

by りりっちゃん
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