私の中の怪物~歌姫の復讐~
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あらすじ
「――そうよ、私がいつでも絶対に正しい」6年前、演出家への殺人未遂を犯した元オペラ歌手の百合亜は、ミュージカル女優へ転身すべく「劇団明星」の最終オーディションを受けることになる。未知の世界と、ほぼ劇団員で構成された不利な環境に戸惑う中、稽古初日を終えた百合亜が見たのは、ボロボロに引き裂かれた自分の靴だった……。同じ役を巡って競い合う、劇団期待の新人女優・あずさ。厳しく的確な指示で慕われているが、贔屓の噂がある劇団統括・滝沢。オペラの時から百合亜の「ファン」だという舞台監督・貝原。友人のように接してくれる百合亜の付き人・琴美。そして、それを“傍観”している大勢の劇団員たち……。誰も信じられない状況は、百合亜の中の秘めた怪物を次第に狂わせていく…。―本作品は小説投稿サイト「エブリスタ」で人気の「歌姫の罪と罰」のコミカライズです。
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みんなのレビュー
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最高の原作が単なる2サスに。がっかり。
原作の読者でした。
原作は、作者の綿密な下調べが生きていて、臨場感あふれるミュージカル現場の雰囲気や、主役をとりたいという欲や色恋だけでなく芸術に真摯なキャラ達が素晴らしく、それにミステリーサスペンスが絡んだ大変面白いものでした。
エンタメを心がけつつも、芸術の本質を追求した名作です。
コミカライズも本当に楽しみにしていました。
それだけに、5話まで読んでがっかりしています。主人公の百合亜とライバルあずさの関係、こんなじゃないですよ。
お互いに舞台人、歌い手としての誇りがある。だから争いはしても、お互いをけなしあうような関係ではないんです。あずさはこんなふうに百合亜に「いい加減、過去にすがってんなよ」とか言う子じゃない。
百合亜だって、このマンガだとただプライドが高いだけのイヤなキャラに見えます。「私が正しい!」 と言い切るには、それだけの鍛練に裏づけられた芸術家としての誇りがあるんです。
原作では丁寧に書かれていたはずのそこが、コミカライズではさっくり飛ばされているがために、単なるドロドロサスペンスっぽくなってしまった感。
自己顕示欲マックスの高慢な女たちが役の取り合いをし、そこに性欲の権化的な男性がからむだけ…… に見えてしまって悲しいです。
違うんだよ! みんな、愛も欲もあってそれでぶつかり争いはするんだけど、それでも、誰もが一本、芸術家としての芯を持ってるところが良かったんですよ!
コミカライズから入ったひとは、ぜひ原作を読んでほしいと思います。
でもコミカライズ読んでから原作読んでください。原作の空気があまりに伝わってないことに愕然として、コミカライズ読む気がなくなっちゃうので。by あくあくぅ- 2
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3.0
あらすじは壮大な
感じで期待しちゃうんだけど、中身は追いついてない? きっと原作はいいんだろうなと感じます。難しい話なのかな。受賞作なら忠実なドラマとかにしたほうがわかりやすいかもですね
無料分だとチープなネタだと思ってしまう。by 匿名希望✳- 1
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3.0
んー、、、
正直あんまりおもしろくなかったです。
まぁ好みの問題だけど
続きが気になる内容じゃなかったかなぁby あさっ子- 2
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4.0
産む決断をしたのは母親なのに子供になんでそんな事が言えるんだろ。過去も何をしてしまったのか気になります。
by まめたろう9- 1
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3.0