【ネタバレあり】恋染龍雨衣 【電子コミック限定特典付き】のレビューと感想

かすみ楼シリーズ

『明烏夢恋唄』『羅城恋月夜』に続くかすみ楼リーズの3作目。
今回の主役はかすみ楼の関係者ではなく、龍神と人間の半妖で跡取りの玻瑠灘様(あめ様)と人間の地架。
玻瑠灘は亡くなった母の面影が似ている、遊女を借りるためにかすみ楼を利用しているが、その途中に幽世に入り込んできた地架を助けて眷属として側に置くことになる。
身分も立場も違う2人が相反しながらもどこか似ている部分に触れ、徐々に距離感が変化していくのが良かったです。
普段は偉そうなあめ様が、時々カワイイのが堪りません。
前作『羅城ー』に出てきた陰陽師の紺も出てくるので、前作のその後が少し垣間見れます。

作画と世界観が素敵

かすみ楼シリーズから来ました。
作画と世界観に惹かれて読みたいと思いました。天狗、鬼ときて今作は龍神！〇〇神ではなく、ちゃんと〇〇命（みこと）というネーミングなのが、世界観にぴったりだと思います。
本作も良かったので、今後も作者買いしそうです。

作者さん買いです。

朔ヒロ先生の人外物好きです。
今回は、龍神様の後継ぎと人の恋愛か～。
あめ様可愛くて、かっこよすぎる。
ちゃんと結ばれてます。

ふたりの子供みたいな。