【ネタバレあり】自称悪役令嬢な婚約者の観察記録。のレビューと感想（14ページ目）

セシルと正ヒロインの背景は良い

全話読みました。
セシルとヒローニアが何故こんな人物なのか、丁寧に描かれていました。
ヒローニア断罪手前あたりまでは面白かったです。
その後も変わらずハイテンションでシナリオに拘るバーティアがバカ過ぎて、うんざりしました。
まさか最終回までずっとあのキャラで通すとは。
結婚式でもあの大口でぎゃあぎゃあと、ですわですのを付けりゃ令嬢風だと思い込んでる口調で、読んでて疲れました。
前半まではそれがコミカルで面白かっただけに残念です。

面白かった

悪役？令嬢と天才王子、本来ヒロインのはずの令嬢
２人の令嬢がそれぞれ、本来の物語のルートを進めようと頑張るが、そうはいかない
暴走令嬢達の物語(笑)

今まで読んできた悪役令嬢ものの中でも
群を抜く面白さでした！
主人公の婚約者目線でストーリーが進んでいくのも新鮮で楽しめると思います。
主人公が学校に入学して、（乙女ゲーム本来の）
ヒロインが登場するあたりから更に物語が展開して面白くなります。

文句なく超！ 面白かった！

「悪役令嬢」と付く物語の中で、これは異色の面白さでした。
何度か本気で声をあげて笑ってしまった！
冷静沈着のセシル殿下の意表を突きまくり、慌てさせ、ゼノの笑いを誘うバーティア嬢の猪突猛進の素直さ、天然さ。
これ以上のベストカップルはないだろうと本気で温かい微笑みで拍手を送りたい。
バーティア嬢は、最初から最後までセシル殿下が大好きで、殿下の幸せだけを願っていた。その一生懸命で必死な思いがこのストーリィを引っ張っていた。
ヒロインがヒロインであることに固執し、ルートを辿ることだけが目標になってしまって最後は破滅するのだけど、それはそれでスカッとしたし、まぁ、そういうイベントは必要だったので。
最後、更なる強敵が現れ、なんとも微笑ましい姿で終わって、ほんとうに後味も良く、最高でした。
いやぁ、笑わせていただきました。
ありがとうございます！

ティアはかわいいし、セシルの溺愛も読んでいて（本人は自覚してるのか？）かわいいです。セシルの独り言のようやつっこみが的確すぎて笑えますが、そこにも愛が詰まっていて、2人がかわいいです。

おもしろい

悪役に徹しようとする主人公が面白いし、可愛いです。ゲームシナリオ回避とか多い中、あえてゲームのシナリオ通りにヒロインと結ばれるのを期待したいのに、悪役にもなれずホンワカします(*^^*)

転生モノで珍しいパターンだと思いますが。
ヒロインのバーティアが転生者でオリジナルのゲームストーリーにしたくて頑張っています。しかし、優しくて天然なので、悪女を目指しても成り切れません。
このストーリー目線は婚約者の王太子。なんでもできてしまう故に退屈していたところに、とんでもな婚約者。彼は面白がりつつ、彼女の困ったを助けていきます。
そのやりとりが微笑ましいです。

67話完結まで読みました。
途中の本来シナリオをセシルに見せる回は長く感じました（無料なのに3話くらい飛ばしました）…もう少しサクッと説明くらいで良かったかな。
最後のハッピーエンドは良かったけど女性漫画というならもう少しイチャイチャがあって欲しいし、もう少し落ち着いてるオトナの女性のティアが見たかった…あのままのティアだから良いのかもしれないが2児の母には見えない笑

異世界転生ものですが、ストーリーは転生者のティアではなくその婚約者の視点で進められているのが、面白いです。
ゲームのストーリー上、立派な悪役令嬢を目指すティアだが、もともとの天然さと優しさから悪役になれない。
さらに婚約者はティアの発言を結びつけてゲームのストーリーというものがあってそこではティアではない別のヒロインが運命の乙女でそいつと結ばれることをティアが望んでいると知りつつ、婚約者がティアが好きだから狡猾さと聡明さからティアの悩みを解決しつつゲームのストーリーとは別の婚約者の思い通りの展開を進めていく。


ちょっと珍しいタイプの異世界転生ものです。

なりきれない！

悪徳令嬢を目指して日々努力している、お嬢様の空回りを冷ややかに見つめる婚約者の殿下が
可愛い、可愛い。１番可愛いのは殿下の弟君です！クスッと笑えるストーリーです。