イキガミとドナー 二人のイキガミ
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- スクロール
- 作家
- ジャンル
- BL漫画
- 出版社
- 祥伝社
- レーベル
- on BLUE comics
- 配信話数
- 全32話完結(50pt)
- タグ
あらすじ
【春人編】官僚・柴田を愛した一人目の戦神死が二人を分かつまでーーーー舞台は未来世界。防衛省の新人官僚・柴田は国を守る最強戦闘種〝イキガミ〟・春人のドナーだと判明した。ドナーはイキガミの唯一の癒し手。春人を懐柔し、国のために操ろうとする柴田だったが、心柔らかな少年の春人は、すぐに柴田に恋してしまう。生死をかけたパートナーシップを結ぶ自分たちの関係に苦悩しながらもひたむきな想いを傾けてくる春人に、柴田の心は徐々に溶け始めーー。ドラマチックSF、待望のスピンオフ!
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みんなのレビュー
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前作
『イケガミとドナー』で登場する防衛省柴田さんのお話です。前作で、柴田さんもかつてはイケガミのドナーで、更に職場恋愛に向かなかったと話しているところから、今作のスピンオフがハッピーエンドでないことを理解しながら読み進めました。
イケガミを『操る』ことを目的にしていた柴田さんですが、春人(イケガミで後に柴田さんのパートナー)にどんどん惹かれていきます。ただまっすぐ気持ちを伝える春人に対し、柴田さんは思いを告げることが出来ず、それは春人(イケガミ)を操ることへの罪悪感でもあり、ドナーとしてイケガミが躊躇わず戦闘に向かう為に言えなかったことのようにも思います。春人の最期はあまりにもあっけなく、春人の残された左腕に、『好きだ』と思いを告げる所は涙無しでは読めません…
10年の年月が流れ、イキガミの滝が柴田さんを諦めず追い続けてくれたことは、柴田さんだけでなく読者にとっても救いです。(柴田さん逃亡しすぎ!)
ただ、やっぱり春人の優しさの側に柴田さんがずっと居られたら良かったのに、と思わずには居られない読後感でした。最後、春人がお盆に戻って来ます。春人の最後の言葉、『ずっと一緒にいたかった』はもう切なすぎて……
切なくて苦しいんだけど、読まずにはいられなかったです。でも二人の幸せな時間は消えないから、春人がずっと柴田さんの中で幸せに生き続けられたらいいなと思ったお話でした。by ぽちゃまめ- 3
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5.0
前作読んでから読みましょうね
前作に出てきた柴田さんのイキガミのお話、鬼道くん達の前の初期段階のドナーだった時。
まだ少なかったイキガミの春人くんが国に利用され、自分を守る為に死を選択させてしまった事への悲しみ。
自分の実体験があったからこそ、イキガミとドナーを守る為に活動してきたんだなぁ〜と、前作読んでこれ読むとうわ〰️となります。
滝くんがいてくれて柴田が一人ではないのは良いんだけど、春人が可哀想過ぎるってなるんスよね〜。仕方ないんだけど。
でも最後の送り火があって、また来年もおいでって滝くんが言ってくれたのが堪らんです。ホロッときます。これあるか無いかでだいぶ違う。まじ泣かされたしぃ。by shihirojun- 0
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5.0
痛い程切ない。
元作「イキガミとドナー」深いストーリーで涙がながらに読んだ作品ですが、本作品はその中で、イキガミとドナーの人々を統括する立場にいた柴田さんの物語。
元作で柴田さんが元ドナーで相手のイキガミは亡くなったと知っていたので、本作品を読むのに覚悟が要りました。
元作よりも苦しかったけどホント読んで良かった。
もう戻れない日々と、後悔と、春人の命をかけた柴田さんへの愛情。
凄い作品です。
読後もずっと残ります。by よれよれさん- 0
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4.0
BLで、そういう描写も少しありますが、それより、困難な状況の切ない愛のものがたりです。イキガミになると空は飛べるし弾丸も跳ね返すけど、肉弾戦では傷つく。傷ついたらどんな医療も効かない。スペアの人間からの移植や体液しか治すことができなくなり、皮膚や眼球を奪うことになる。それが愛する相手だったら、どうする?相手を傷つけるより死を選ぶ。。。という悲しい結果に。涙が止まらなくなる、いい作品でした。
by りなきち30- 0
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5.0
待っていたスピンオフ!
本編でどはまりしたシリーズです。絵が稚拙なのに、なんかのめり込んでしまう。それを人は才能と呼ぶのでしょうか。。
というか、こんな早々に亡くなってしまうなんて…そっちにびっくり。そうか、これは柴田さんの傷が癒されるまでの物語なのかと、妙に納得し泣きました。by ぱぴっぷぽ- 0
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