赤龍王

あらすじ

紀元前221年の中国。始皇帝の圧政、重税に民衆は苦しんでいた。大望を抱き、秦帝国を倒そうとする英傑たち!項羽、韓信、張良が歴史の表舞台に登場する。そして後に「漢」を築く劉邦は、自分の運命も知らず田舎町沛県で気ままな日々を過ごしていた!歴史巨編!

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みんなのレビュー

  1. 評価:5.000 5.0

    NEW
    壮大な歴史のスケールに負けないキャラ達

    ネタバレ レビューを表示する

    本宮先生らしい、熱い男たちの群像を古代中国を舞台に描き切ってくれました。
    歴史の史実でも項羽と劉邦は魅力的で語り継がれるキャラではありますが、本宮先生の手にかかれば、さらに人間臭く、骨太な魅力にあふれています。一番の史実からの改変は、虞美人が項羽と出会う前に、劉邦の妻だったこと。ですが、それゆえ歴史と運命の荒波にさらされる悲劇のヒロインとなり、物語がよりいっそうドラマティックなものとなりました。2人の英雄に愛されるのも納得な美しさです。序盤は劉邦が主役でしたが、終盤はもはや項羽の独壇場。本宮先生が珍しく(失礼)きちんと「四面楚歌」のシーンや項羽の最期まで描いてくれました。

    • 0
  2. 評価:5.000 5.0

    漢王朝の成立を描く本宮歴史大作

    漢の高祖劉邦による漢王朝の成立を描く本宮先生の中国歴史大作。
    三国志を描いた『天地を喰らう』も名作だが、総合的にはラストまできっちり描き切っている本作が上だろう。
    主人公劉邦とライバルである項羽の激突が主軸となるが、張良、韓信等の登場人物がどれも個性的に描かれており、物語の深みを増している。
    歴史に翻弄される虞美人も美しい。
    中国歴史ファンには是非とも読んで頂きたい名作。

    by Joker
    • 1
  3. 評価:4.000 4.0

    キングダム見てから

    ネタバレ レビューを表示する

    この作品見ると「政」の豹変ぶりが…
    「楚」を倒した名将「王翦(オウセン)」の孫「王離(オウリ)」←信と同世代のツンデレイケメン「王賁(オウホン)」の子
    等が奮闘するも、奸臣が跋扈し朝廷が腐敗して楚出身の「項羽(コウウ)」、「劉邦(リュウホウ)」、「韓信(カンシン)」、「韓」出身地の「張良(チョウリョウ)」等更に優秀な人材が現れて「秦」が倒されてしまったのは皮肉としか言いようがない…

    • 0
  4. 評価:5.000 5.0

    言論の自由をはじめとした、様々な自由を謳歌できる現在に生きれることを幸せと思います。
    政治の文句を好き放題言っても生きていられるって分かってるから、こんな節操のない世の中になってしまったのかな?

    • 0
  5. 評価:5.000 5.0

    感動

    前々からこの漫画の中古本を探していたがなく、諦めてました。しかしめちゃコミで検索したら簡単に全巻見れるとは。感動しました。ありがとうめちゃコミ様!

    • 1

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