【ネタバレあり】冬の小鳥と呼ばれた君へのレビューと感想

ヒロインが可愛いらしい

　作者の方の他の作品のヒロインと画が可愛いくて、他の作品がないかと調べて辿り着きました。
　聖女の話しだった他の作品と真逆のしっかりしたヒロインでしたが、こちらのヒロインも賢くて可愛らしかったです。

　他国から侵略されないよう国内を強くする為に、王族派と貴族派の公爵家が王命で婚約させられます。
　地味で目立たずぽっちゃりしたヒロインに納得できない婚約者は散々ヒロインを虐げ、男爵令嬢にうつつをぬかし、とうとう婚約破棄を宣言しますが…

　王の策略、賢いヒロインがあえて婚約者に沈黙していた事、立場を理解して息子を嗜めていた婚約者の父…最後にそれらの謎が明かされますが、結局はバカな婚約者の暴走って感じの自業自得ざまぁ〜でした。
　ざまぁ〜の後にはヒロインに重すぎる幸せがやってきますが、賢く静かなヒロインにはあれくらい賑やかな相手があっているのかもしれませんね！

3話完結なので物足りなさはありますが、ヒロイン、ミルルージュが婚約者に虐げられイラッとします。
ミルルージュは状況をよく把握して何を言われても耐えます。
最後は甘く重たいハピエンが待ってます。

まず、絵が可愛らしく好ましかったです。
婚約者には、政治的情勢の理解も出来ず、周囲にのせられ主人公に暴言吐きまくりでイラっとしますが…

てか、言うほどブサイクでもないし、むしろ可愛らしく自分達の立ち位置を理解してつくす…健気な娘やないですか!!

最後ヒーローの突発的なテンションにはびっくりですが…同意します(笑)

できたなら、途中もう少し主人公とヒーローの絡みが欲しいし…ラストのその後の二人を見たかったな～