【ネタバレあり】[小説]どクズな家族と別れる方法 天才の姉は実はダメ女。無能と言われた妹は救国の魔導士だったのレビューと感想
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どクズなのは…
まだ1巻しか読んでいませんが、なかなか読み応えがあり、展開も面白くて好きな作品です
姉が3歳だか4歳で魔法の能力を開花させたからといって、妹のノエルもその年齢で開花するとは限らない。個々の能力には違いがあって当然なのに、姉より劣る無能と決めつけて虐げてきた家族たち。
特に苛烈な性格の姉には火魔法で焼かれるなど相当のギャク待を受け体に無数の傷が残るほど。
ノエルもひっそりと自分を守る魔法を身に着け、家を出て奨学金を貰って国立の学校で寮生活を始める。
そこからはタイトル通り実はすんごい力を持った魔導士てあることが判明し、運命が大きく変わっていくわけで、そこは結構安心して読める。
そしてどクズなノエルの家族の結末は悲惨だけど(特に姉は更生の余地など微塵もない)、実はどクズな家族はノエルの家族だけではなかった……と。
いつだって馬鹿で愚かな親の犠牲になるのは子どもなんだよなぁ…
そちらのどクズたちの顛末にも、結局ノエルも振り回されてしまった感は否めない。
面白くてオススメですよー!by ぼちりん- 0
4.0