[小説]ひそやかな花 その眼差しに揺らされて
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あらすじ
そんな目で縋られたら、抱かずにいられない――。亡き父から引き継いだギャラリーを営む傍ら、日舞の師範をしている27歳の詩緒。ある雨の日、彼女の家の庇で雨宿りをしていた建築士の眞野総一郎と知り合った詩緒は、雨が止むまでと家の中に招き入れる。趣味の写真撮影の途中だったという総一郎に写真を見せてもらううちに、詩緒は彼に興味を抱く。やがて二人は、お互いの心に“人には言えない想い人”がいることを知り、孤独を埋めるように体を重ねていく。美しい文章で紡がれる大人のラブストーリー。
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みんなのレビュー
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素敵だわぁ
こんな出逢いいい。初めから2人は何とも言えない縁に触れ、少しずつ少しずつ縁を濃くしていった。最初から最後まで2人の波長が変わらず合うことに読み入るくらい素敵だった。言葉足らずだけど、見た目の怖さより凄く相手を思いやる優しい彼。お嬢様の雰囲気を持ちつつ綺麗だと揶揄されても絶対奢る心がなく、どこか諦めな気持ちがあるものの、芯の強さと相手を思う優しい彼女だからこそ互いを思いやる中でどんどん惹かれていく2人を3巻という長いようであっという間に読み終える寂しさを感じつつ、とても心地よい気持ちになれた。作者さん買いだったのでとても楽しめた。また読み返したくなった。
by ヤンヤン娘- 0
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5.0
作家さん買い
全てが素敵で切なくて一気に読みました。この作家さんの作品は、映像で観たくなります。
ギャラリーオーナーが心に秘めていた男性は、『夏の終わりの夕凪〜』に登場の染色家ですね。
両方読む事をオススメします。グッときます。by 橤ぷりん- 1
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