【ネタバレあり】朧の花嫁～かりそめの婚約は、青く、甘く～のレビューと感想（15ページ目）

清子さんのような強い女性、心から尊敬します。目が見えなくても岩倉様のような素敵な男性に巡り会えて、本当によかったです（ ; ; ）

丁寧な

心理描写が丁寧で、疑ったり怯えたりしていたのに、少しずつ惹かれ合っていくのが自然で読みやすい。
ほぼ盲目状態から見えるようになった彼側はいいとして、顔のアザはずっとあるわけで、そこからの二人の関係性の変化が楽しみです。

スパイもの？

虐げられた娘が、その慎ましさや優しさでオットの心をつかんでゆく。てゆう、よくあるストーリーですが、妻にスパイさせるとか、は、あまり他には無い展開かな。ヒロイン、芯の強い女性です。

おおおおお

男の子が女の子に猛アタックするんですけど、女の子がその気持ちに気づけないじれったさがあって、課金の手が止まりません！

清子がとても良い子で、幸せになってほしいと願うばかりです。清子が可哀想なとこまでで読み終えたので、先が気になります。

清子ちゃんは本当に素晴らしい女性

目が見えない朔弥様には心の目があり、清子ちゃんが、この上なく優しく、思慮深い女性だという事をしっかり見抜いていたのですね。最初は清子ちゃんを認めなかった朔弥様の弟の哲嗣さんも、徐々に変わってきて、いつの間にか清子ちゃんに心惹かれてしまっているような。兄弟で清子ちゃんを取り合う事がありませんように。哲嗣君も心底、清子ちゃんを大事に想っているならば、どうか朔弥様と清子ちゃんが幸せになれるように、協力してあげてください。

2人の絆

盲目な旦那様と顔に痣がある奥さんというどちらもきっと昔から苦労したんだろうなと思いながら痣のせいで辛い思いをしながらも変わりたい気持ちで結婚をして、お互いに気持ちが通じ合うこと素晴らしいです。

顔に痣がある…今のこの時代でも、どんなに周りが気にしないと言おうとも、心に、そして態度に出てしまう差別を感じないことはないでしょう。
そんなことないよ、と口で言われても実際には触りたくもないだろうし、ましてや嫁になんて…という気持ちはあるのではないかと…。
人の内面を知り、そんなものに気にならないほど打ち解けたら話は別ですし、それから守っていくのは当たり前ですが、このお話の時代は大正。
ましてや女の子。
どんなにひどい目に遭ってきたかは火を見るより明らか。
そして結婚相手は目が悪い、弱視？でほとんど見えていない。
ある意味差別を受けないで生活することのほうが難しいような世界。
その中で主人公は心まっすぐに育っていることに驚きを隠せません。
どうか二人が幸せになりますように。

時代設定はいつですか?

旧華族っていうから戦後の設定かと思ってしまった。ほかにも劇場とかののぼりから時代がいつであるのかが分かりづらい。

良いと思います！

ネタバレ注意


主人公は最初、自分に自信がなかったのに、だんだん華やかな性格になってゆくのを見るのが楽しいです。
是読んでみてください。