みんなのレビューと感想「値札つきの愛【新装版】」（ネタバレ非表示）

作者買いです。ハーレー大好きなので、おきまりの、ハッピーエンドとわかっていても、読んじゃいました。ストーリーも、絵も、綺麗で何度も読み返しました。楽しく読めました

キンケイド家の遺言ゲームシリーズ3作目

シリーズ3作目。
キンケイド家の主人の奇妙な遺言に振り回される3人の子供たちの最後のお話(妹)です。
シリーズ物ですが、どこから読んでも話に入っていけます。
ただ、この妹さんの話が一番辛いかもしれません。
お時間ある方は、長男「ボスと秘書の十二ヶ月」、次男「いつしか花嫁候補」を合わせて読むと更に面白いと思います。

父親のせいで狂わされた愛する二人❗

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ナディアは11年前の交通事故で、お腹の子と最愛のルーカスを亡くした。
そして、父親が亡くなり遺言に依ると､条件を守れなかったら、会社も財産も敵対する会社に1ドルで譲るというとんでもない内容でした。
その条件とは父親の用意したペントハウスに住み
月に2000ドルで暮らす事。
仕事はしてはいけない。
夜12時前に帰宅して6時迄外出してはいけない。
これらの条件を1年間守らなければいけない、これは事故を忘れる為に仕事の後、自堕落な生活をしてた彼女にはハードルの高いものでした。
ところが、2カ月後隣の住人が、死んだ筈のルーカスだと分かり驚きの余り気絶した。
ナディアは父親から事故の後、ルーカスは死んだと聞かされ、彼は義父から彼女は事故のせいで子供を亡くしたので離婚したいと､離婚届けと200万ドルを手渡された。
ルーカスは大ケガからほとんどを回復の為に大金を使った、そして、休み無く11年間働き大会社のCEOになっていた、それは義父の会社を買い取る事で復讐を果たすつもりだったのです…。
お互いに誤解が解けて愛が深まるとても暖かい物語です、そして、何故あのような条件を出したのかが解ります。
是非読んで頂きたい物語です！