5.0
千代崎先生の、作者さん買いでした。
BLドラマCDが原作で、複数の絵師さんでコミカライズしていく…というオムニバス企画。
(101号室は厘てく先生、303号室は屋号先生になってます)
ストーリー自体に繋がりは無いので、お好きな絵師さんの作品から読めるかと。
本作の千代崎先生は、『faker』で絵もストーリーもお上手な作者さんだなぁ…と思い、次回作を楽しみにしていたので、迷わず作者さん買い。
舞台はラブホなんですが、高校時代の先輩と後輩の再会ラブ…という、切なさもエロさもあるストーリーでした。
※以下、ネタバレ含みます。ご注意ください。
DTを卒業したい大学生のユキ(攻め。表紙左)。
ラブホでデリ嬢を待っていると、そこに来たのは高校時代の憧れの先輩・彰(受け。表紙右)で…。
ストーリーは正直、ご都合主義や予定調和な部分もあるけれど、ユキに片思いしていた彰が切なくて、胸が痛い。
デリで呼ばれてユキもゲイだったんだ…と思ったのに、ユキの間違い勘違いだったとか。
連絡を断って大学を中退し、ゲイデリで働いていたのは、自分の居場所や受け入れてくれる人を探していたのかなぁ…とか。
だからこそ、ユキの本気の告白や番外編の制服エッチは、彰よかったな~とほっこり。
(千代崎先生の絵も、色っぽくて官能的でした!)
星は4にするか迷ったんですが、千代崎先生の作品が読めたのは嬉しく、4寄りの5でお願いします。
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4