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令嬢と王太子のお話、考えちゃうな…
彼女は王太子の婚約者として、幼い頃から王妃教育を受けてきた。ある日突然、王太子が冷たい態度で接してくるようならなった…。彼女は思い悩んでいたけれど、中庭で話かけてきてくれた辺境伯令息と話すうちに、考えが変わる!王太子だけと話すのではなく、女の子のお友達を作ったり、街へ出かけて買い物をしたりそういう「自分だけの友、居場所を作ることが大切」と気がついた。
王太子とは婚約破棄されてもよいと考え、自分の意見を言うようになると、逆に王太子が会いにきたり王宮でお茶に誘ってきたり…。
でも、彼女のお父様はすぐには婚約破棄させてくれなかった…。彼女が本当に殴られたとき、破棄させてくれた。きちんと周りを見る力のあるお父様なのだね。
別に王太子妃にならなくても、辺境伯令息のような、しっかりした考えを持ち、ハイスペックな方の方がいいと思う!というか、辺境伯令息は彼女をそれとなく助けつつ、いつも側で見守っているので、好きだと思うよ〜。2人が結ばれた方がいいよね。悪いけど。
いくら王太子が皇后に操られていても、それをどうにも出来なくて、彼女に当たるなんて言語道断!自業自得よね。
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